●深夜のホテル散歩
11月1日(月)深夜
どうしても眠れずホテルの部屋を出る。
このホテルは日本庭園を中心に3つの宿泊棟があり
館内だけでも充分に散歩ができる。
月曜日深夜の都心のホテルは人気が無い。
宴会場のロビーを彷徨い歩く。
明かりは煌々と点いているが人の気配は全く無い。
11月1日(月)深夜
どうしても眠れずホテルの部屋を出る。
このホテルは日本庭園を中心に3つの宿泊棟があり
館内だけでも充分に散歩ができる。
月曜日深夜の都心のホテルは人気が無い。
宴会場のロビーを彷徨い歩く。
明かりは煌々と点いているが人の気配は全く無い。
ようやく奄美大島・嘉鉄に帰ってきました。
島の太陽は暖かく、海は穏やかで湖のようです。
でも、帰ってきてホッとしたというより
これから南の島での旅が始まる、そんな気持ちです。
思えば、小学生の頃から
「ボクはどこか遠いところに住むのかな?」なんて
ぼんやり思っていた。
それから、色々なところへ旅を重ねて
7年前に船に乗って奄美大島にやって来た。
もしかしたら
それから、ずっと旅を続けているのかも知れない。
仕事は旅行者を案内して海を旅する事。
つまりは旅をする毎日。
人類は二足歩行によって移動距離が伸びたことによって
飛躍的に進化した。
アフリカを出てユーラシア大陸を歩き世界中に広がった。
多分、舟を漕いで島にもたどり着いた。
ポール・ゴーギャン(ゴーガン)
「我々はどこから来たか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?」
ルイ・フェルディナン・セリーヌ
「夜の果てへの旅」
11月2日(火)の暖かい午後
東京の港区高輪あたりをお散歩していたらケータイが鳴る。
電話は奄美大島のあまみ屋のヒロゾー氏から。
「今、どこにいるの?
従兄弟が銀座で個展をやっているので、よかったらちょっと寄ってみて」
と言う事で、急きょ銀座へ向かう。
でも、今回の旅は何でアートにばかり縁があるんだろう?
銀座のギャラリーなつかで行われている安田泰彦展
古い枕木から削り出して行く木彫の作品が並ぶ。
横たわる大きな翼のような作品。
何かを飛ぶ事を夢見ているようにも感じる。
何処か広い野原に置いてあげたい、そんな気になる。
ちょっと抱きつきたくなるようなフォルムの縦長の作品は
じっと見つめていると、何処か北方の民族の竪琴のようにも思えてくる。
作家の安田泰彦さんと少しお話する。
作品の中にどこかエスニックなものが漂ってくるなら
嬉しいとのお話。
ギャラリーの場所は銀座通り5丁目、銀座コア並びの
ギンザプラザ58ビルの8Fです。
11月6日(土)までやってます。
銀座をお散歩のついでにどうぞ。
木彫の夢が見られるかも。
11月2日(火)20:00pm
鹿児島空港からバスで市内へ向かう。
途中、車窓から花火が上がっているのが見える。
「あれ、何かやっているのかな?」
市街中心部は交通規制が行われているらしく
何の説明も無く、全く知らない場所で下ろされる。
こんな場合、東京なら事前に詳しいアナウンスがあるのだが・・・・
鹿児島のバスは何の説明も無し。
さすが、南国 鹿児島!
どうやら、鹿児島最大のお祭り
「おはら祭り」の前夜祭の中に突入してしまったようだ。
花電車も走ってます。
その後、
この夜は、また新たな出会いがあるのだが・・・・・・・、
その話は、次回に。
乞うご期待!
海辺のさんぽCafeをご覧の皆さん
お久しぶりです!
軽井沢からワープ(瞬間移動)して鹿児島にやって来ました。
思うんですけど、旅行中にblogの更新は無理がありますよね。
毎日、色々と面白い事が起こるわけで
それをblogに書こうと思っている間に
また、新しい事が起こる。
なんとかblogを現実に動きに近づけようと一日中ホテルに籠ってblogの更新作業をしていたら・・・
それじゃ旅行している意味ねぇーだろ!
「blogは現実に決して追いつかない」のです。
まあ、あたりまえですね・・。
と言うわけで、今後は思いつくままに記事を更新したいと思っています。
blog上でのこの旅行はいつ終わるんだろう????
上野の国立西洋美術館で行われたマティス展を見に行く。
友人から「きっと、凄く混んでいるよ」なんて脅されたが、
行ってみるとそうでもない。
一つの絵画の前に自分一人なんて瞬間もあり、至福の時。
今回はなんと東京では26年ぶりの本格的なマティス展とあって、展示作品の充実ぶりも圧巻。
まず、順路に沿って一通り作品を見てから、
お気に入りの作品の前まで戻り、
じとーっと絵画の前に立ち尽くし動かない。
こんな事していると3時間ぐらいはあっという間に過ぎる。
やはり生の絵画を目の前で見る事は良い。
じっと画面を見つめていると、色のあたたかさや画家の情念、息遣いがじかに伝わってくる。
ボクの大好きな作品「ルーマニアのブラウス」の前にたたずむ。
驚いた!
マティスはこの絵を5ヶ月の制作期間で14回も描直し、当初とは全く違った絵にしていたんですね。
じっと絵画を見つめていると、
自分の観賞能力の限界を感じる。
絵を自ら描いたことのある人なら
もっと多くことを感じ取ることができるんだろうなぁ・・。
美術館を出たとたん
もう一度あの絵に会いたいと強く思った。
寄席の帰りに、ふらっと居酒屋に入り
冷や酒をきゅーっと一杯なんて、イイねぇ!
そこで見つけたのがトマトのお酒『ラ・トマト』
トマト果汁から作った透明なスピリッツ。
でもグラスを近づけるだけで爽やかなトマトの香りが・・・
これお勧めです!
ネットでも購入できるようなので
家に帰ったら、早速注文しようっと。