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2004年05月17日

●デイゴの花を探して

奄美も梅雨入りすると、そろそろデイゴの花の咲く季節だ。
そう、あの沖縄の花として良く知られる真っ赤に燃えるような花だ。
デイゴの花が満開の年は台風が多いなんて言伝えもある。
デイゴの花は咲き加減に個体差があるようで、僕が良く行く加計呂麻島の浜辺に生えている木は一分咲きといったところ。
そろそろ、どこかに良く咲いているデイゴの木はないのかな?と、買い物に行く途中に寄り道をしてデイゴの花を探しに行くことにする。
まずはお隣の清水(せいすい)集落へ、三分咲きぐらいの木を撮影しようとクルマを止めたところ、偶然シーカヤック仲間の清水(しみず)さん(もちろん地元の人)に出会う。「デイゴの花なら古仁屋のコーラル橋のたもとの街路樹が良く咲いているよ」
早速コーラル橋へ行って見ると、あっホントだ!満開のデイゴの花!
PICT0082.JPG
近寄って良く見ると不思議な形をした花ですね。
植物図鑑によるとインド原産のマメ科の植物で、黒褐色の10〜30cmの豆さやが海流に乗って漂流し散布される、とある。
PICT0085.JPG
奄美では自然に殖える事は無く、生えている木は全て人の手によって植えられたものだ、という話を聞いた事がある。
そういえば、デイゴの大木の生えている浜は、全て外洋からやって来た船が上陸しやすそうな浜ばかりだ。大規模なデイゴ並木で有名な加計呂麻島の諸鈍も昔は琉球との貿易で栄えた所であると言う。
満開のデイゴの花から、遠く東南アジアやインドへと繋がる海路が思い浮かぶようだ。

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コメント

私もデイゴの花をブログに載せようと思ったら、
先を越されてしまいました!
すごい色ですよね。
清水よりもコーラル橋のほうが咲いてるのか~。
見に行ってみますね。

コーラル橋???
あの無意味な橋かな?
小学生の頃通学路にデイゴの花があり、落ちた花で、”付け爪”とか言って遊んでました。
豆の花と言われれば納得の形ですね。
スイートピーの可憐さは無いですけどね~

いつもコメントありがとうございます。
デイゴは木によって咲き具合がまちまちなのが面白いですね。有名な加計呂麻島・諸鈍のデイゴ並木もまだ2分咲きだそうです。今年はあまり咲かないのかな?

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