●民家で島唄レコーディング
瀬戸内町・古仁屋のAコープで
奄美島唄の名プロデューサー
JABARAレコードの森田純一さんと偶然に出会う。
「こんなところで何してるんですか?」尋ねると、
瀬戸内町・阿木名集落の民家で島唄のレコーディングをしているという。
面白そうなので、見学?させてもらう事にする。
行ってみると、ごく普通の民家の居間に大きなマイクを立てての録音作業だ。
唄者は渡哲一さんを中心に、林さんなどの女性陣も加わる。
録音しているということで、唄者にも聴いている僕達にも緊張した空気が流れる。
いつもはひょうひょうとした不思議な雰囲気を醸し出している森田さんだが
録音中は真剣なまなざし。
2時間にわたり、たっぷりと島唄の世界に浸っていると
島唄に込められた、昔の島に暮らしていた人々の思いが身体にしみ込んでくるようだ。