2004年06月30日

●民家で島唄レコーディング

瀬戸内町・古仁屋のAコープで
奄美島唄の名プロデューサー
JABARAレコードの森田純一さんと偶然に出会う。
「こんなところで何してるんですか?」尋ねると、
瀬戸内町・阿木名集落の民家で島唄のレコーディングをしているという。
面白そうなので、見学?させてもらう事にする。
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行ってみると、ごく普通の民家の居間に大きなマイクを立てての録音作業だ。
唄者は渡哲一さんを中心に、林さんなどの女性陣も加わる。
録音しているということで、唄者にも聴いている僕達にも緊張した空気が流れる。
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いつもはひょうひょうとした不思議な雰囲気を醸し出している森田さんだが
録音中は真剣なまなざし。

2時間にわたり、たっぷりと島唄の世界に浸っていると
島唄に込められた、昔の島に暮らしていた人々の思いが身体にしみ込んでくるようだ。

●土蜂襲来!

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毎年、梅雨明け後のこの時期になると、
我が家の庭には土蜂が沢山やって来て、
ブンブンと飛び回っている。
体長3cm程の蜂で、
卵を産み付けるためなのだろうか?
庭の砂地に一生懸命穴を掘っている。
手元に昆虫図鑑が無いので蜂の種類は不明。

僕は虫がいても気にならない性質で
土蜂が刺す様子も無いので
そのまま放っておくのだか、
時々、荷物を配達に来た運送屋さんなどが
「うぁ!ハッ・・ハチがいる!」と怖がって
庭に入れない事がある。
「大丈夫ですよ。刺さないから」と僕は笑顔で答えるのだが・・・。
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土蜂の行動をじっくり観察していると
なかなか面白い。
穴を掘る時は砂を唾液のようなもので団子状にして
運び出しているらしい。
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何処からかバッタを捕まえてきては
巣穴に引きずり込む。
生まれてくる幼虫の餌にするためなのか?
ただ、面白いのは、捕まえてきたバッタをすぐに巣穴に引きずり込むことはせず、
巣穴の入り口に置いておくので、他の土蜂に横取りされてしまったり、
途中で置き忘れていたりもする。
おかげで、家の周りにはバッタの死骸が散らばることになる。

暫くすると、いつの間にか土蜂の姿は消えてしまい。
僕も、蜂が居た事なんて忘れてしまう。
その後、土蜂が掘った穴から生まれてきた蜂を見た事も無い。

2004年06月25日

●奄美すっぽんぽん水泳の会

昨日のツアーの時
帰り際に慌てていて
イスを二脚、加計呂麻島の浜に
置き忘れて来てしまった。

そこで今日は
忘れ物を取りに行くシーカヤック・ツーリングである。
梅雨も明けて夏本番といっても
今日は雲も多く、暑さをしのぎやすい気候である。
昨日行った加計呂麻島の浜に近づくと、
ありました!
無人の浜にぽつんと2脚のイスが。
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さて、帰りはお気に入りの浜に上陸して
お弁当と冷たいお茶の昼食。
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食後に、久しぶりに裸で海を泳いでみる。
ひんやりとして程よい冷たさの海水が気持ちいい!
そういえば、この浜には誰〜れも居ないし
沖を通る船の姿とて無い・・・。

そうだ!パンツなんて脱ぎ捨てよう!
すっぽんぽん(全裸)で泳ごうか!

ひゃ〜、これは気持ちイイ。
原始人の解放感!
暫し、青い海と太陽の光に戯れる。
(スイマセン。姿は想像しないで下さい。)

日本広しといえども
いつでも自由に全裸で泳げる地域が
どれぐらいあるだろう?
イヤーっ、奄美大島は天国じゃ。

そうだ、同好の士を集めて
奄美すっぽんぽん水泳の会を作ろうか?

・・でも・・同好の士なんて居るのか?
恥ずかしいから、こんな会員には会いたくないな。
会員と一緒に泳ぐなんて!
これは絶対にゼッタイに無理です!
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2004年06月24日

●梅雨明けだぁ!海へ急げ!

こんにちはーっ!
ごぶさたしてました。taigaです。
あまりヤギの話ばかり書いていると
「海辺のさんぽCafe」じゃなくて「ヤギと散歩Cafe」になってしまうので
今回は海の話をします。
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梅雨明けの奄美の海を
早速、漕いで来ました。
ぐんぐんと気持ち良い南風が
島の北方にあるだろう梅雨前線に吹き込んで行き
梅雨明けを実感!
午前中は曇りでしたが
午後からは夏らしい青空ものぞく。
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久しぶりに「海に入りたい!」という陽気の中での
シュノーケリング。
青い海に浮かぶ、この浮遊感に魅せられて、この島に住んでいるんだよなぁ〜
と、再び実感!
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朝、ツーリング出発の準備をしていると
畑から取ってきたスイカを持って歩いている彫金工房の若林さんに出会う。
「お早うございます。美味しそうですね、そのスイカ。」と声をかけると
「じゃ、あげるよ」
「いや、そんなつもりで言ったんじゃないんですけど・・・・」
結局、取れたてのスイカ一玉をいただく事に。
シュノーケリングの後、
加計呂麻島の浜で食べるスイカは
冷やしてないのに、美味い!
この夏初めてのスイカでした。

2004年06月22日

●ヤギ「りんご」の独り言

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こんにちは
はじめまして、わたし・・ヤギの「りんご」です!
ご主人のtaigaさんが、ちっともblogを更新しないので
わたしが代りに書こうと思います。

最近、taigaさんは、あまり餌になる木の枝を切って持ってきてくれません。
朝夕に草木のある海辺を散歩させてくれるので、
その時に食べろってことなんでしょうけど・・・・
それじゃ足りないのよねぇ・・。

いちおう、お庭は自由に歩けるようにしてもらってるので
美味しい木の葉を選んで食べています。
言っとくけど、わたし草木の葉なら何でも食べるってわけじゃないんです!
いちおう、好みというものがあるんです!

という訳で、食べやすい所は全て食べてしまって
最近はこんな風に立ち上がって高いところの葉を食べなきゃいけないんです。
ああっ、背が伸びるうううう

こんなことしてて、二足歩行を覚えちゃったら、どうしましょう?
いつの日か、二本足でトコトコトコと歩いて、
taigaさんの肩を後ろからとんとん、と叩いて驚かせたいもんです。

それじゃ、またね。

2004年06月12日

●ヤギ「りんご」と散歩

今日は晴れ後雨が降ったりと不安定なお天気。
早朝、「りんご」の叫び声に叩き起こされる。
リードを外してやると、庭の草木を食べはじめるのだが、僕が家の中に入ってしまうと寂しがって「メーエ、メーエ」と叫ぶので、しかたなく縁台の上で「りんご」の相手をしながら読書。
時折、こちらを見て身体をすり寄せて来る。
可愛いのだが、ちょっとめんどうくさい。
早く、自立自活してくれ!
夕方、あげーのしま 奄美のはまさんご夫妻が「りんご」の様子を見に遊びに来てくれました。
早速、浜へ散歩に行く。
「りんご」はすっかり人に慣れて、リードを外しても何処かに走り去ってしまう様子がない。
はまさんご夫妻や僕の視線を一身に集めて防波堤近く木の葉などを食べている。
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はまさんからヤギの飼い方の本を見せてもらう。
ヤギ—取り入れ方と飼い方・...新特産シリーズ
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ヤギの飼い方はもちろん、肉、乳の加工、販売まで書いてあるので面白い。
お借りして読もうとも思ったのだが、やはりじっくり手元に置いて読みたいので
amazonで購入する事にする。

はまさんご夫妻を見送った後、「りんご」を連れて集落内を散歩する。
ヤギを飼って良かったことの一つは集落の人との会話が増えた事だ。
ヤギを連れて歩いていると、皆楽しそうに声をかけてくれる。
こちらを見て笑いながら走り去るクルマもある。
ヤギを連れているって、そんなにコミカルなのか?

2004年06月11日

●ヤギ「りんご」の一日

台風一過の良く晴れた朝。
久しぶりに「りんご」を散歩させる。
「りんご」は軽くリードを引くとトコトコとついて来る。
あまり、餌の葉っぱに夢中になったりしないから不思議だ。
僕が走れば「りんご」も走るので犬のように散歩させる事ができるのだ。
今日はシーカヤックツーリングに出かけるので
昼の間は庭のミカンの木に繋いでおく。
「りんご」は立ち上がってミカンの木に巻き付く蔓植物の葉を食べはじめる。
「りんご」が雑草や不要な植物をむしゃむしゃと食べている姿を眺めているのは
本当に楽しい。
よしよし、良く働くのだぞ。
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シーカヤック・ツーリングから帰り、一緒に行っていた晋ちゃん、さっちゃん、に手伝ってもらい
「りんご」が我が家に来て初めてのシャンプーをすることに。
3人がかりで、首、前足、後ろ足をつかみ、
嫌がる「りんご」を全身シャンプー!
水で流し、タオルでふいてあげて、
しばらく、日の当たる縁台で身体を乾かす事に。
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「りんご」の全身からシャンプーのフローラルの香りが!
本人も自分の匂いに戸惑っている様子。
足の茶色は土の汚れではなく、毛の色である事が判明!
これで、明日から清潔に生活できるぞ。