●奄美・古仁屋の夕景・夜景
9月21日(火)
良く晴れた秋空。
あんまり空が高いので、
高知山展望台に夕日を見に行った。
こんなに良い天気なのに
展望台には誰〜もいない。
海抜420mからは大島海峡が一望できる
空気はこんなに澄んでいるのに
今日の夕焼けは今一つかな?
あまりの静かさに
どこか別の惑星に置き去りにされた気分。
もの想いにふけっていると
陽はとっぷりと暮れてしまった。
暗闇に小さな古仁屋の町の夜景と加計呂麻島、
雲の上には半月が浮かぶ
9月21日(火)
良く晴れた秋空。
あんまり空が高いので、
高知山展望台に夕日を見に行った。
こんなに良い天気なのに
展望台には誰〜もいない。
海抜420mからは大島海峡が一望できる
空気はこんなに澄んでいるのに
今日の夕焼けは今一つかな?
あまりの静かさに
どこか別の惑星に置き去りにされた気分。
もの想いにふけっていると
陽はとっぷりと暮れてしまった。
暗闇に小さな古仁屋の町の夜景と加計呂麻島、
雲の上には半月が浮かぶ
9月某日
シーカヤック・ツーリングで加計呂麻島に上陸。
皆で浜で拾った珍しいもの集めて即席アート
大きな台風の後の為か、大きな赤いイソバナの破片も。
お題は「浜辺の假屋崎省吾」です。
海辺で皆、子供みたいに遊ぶ。
こんなことして。
この一日だけの出会い。
楽しくて切ない
この世からちょっと浮いた世界。
9月10日(金)
秋雨前線に吹き込む強い南風に流されながらも、
何とか加計呂麻島に上陸。
太陽がギラギラと照りつけたと思うと、突然の激しい雨が降る不安定なお天気。
灰色の雲の下の驟雨のカーテンに強烈な陽射しが差し込む。
こんな日は何処かに虹が出ているはず、という期待に大空を見回す。
午後、加計呂麻島からの出艇間際、奄美大島を眺めると、
出ました!くっきりと半円形を描いた完ぺきな虹!
二度の台風で
緑の葉のほとんどが吹き飛ばされ、
とても見通しが良くなった
嘉鉄集落は
まるで秋の風景のようだ
本来、亜熱帯の奄美大島は
常緑樹がほとんどで
秋になったからといって落葉する事は無いのだが。
葉が無くなった裸の樹は
本土の初冬を思わせる
不思議な風景だ。
新しい季節の始まり。
入学式を前にしたドキドキ感。
新たな引っ越し先に荷物を入れ終わった後
初めて近所に散歩に出た夕暮れ。
思い浮かぶ言葉が
ころころと
手のひらに転がる水玉のように
珠(たま)となる日がある。
そんな日は
時間が甘く濃密に感じられ
緩やかに流れるように思う。
一年に数日、こんな日がやって来る。
今日がその日だ。
今日の嘉鉄はもわぁーっとした
明るい曇り空。
役場の泉さんがやって来て
瀬戸内町役場のHPにアップするシーカヤックのイメージ映像を撮るといって
我が愛艇エクストリーム艇を使い、モデルは松ちゃんで
家の前の浜でビデオ撮影。
現場に立ち会っていたら、
「taigaさん、ここ持って!」なんて
アシスタントにされてしまった。
どんな映像ができるんでしょうか?
何だか、泉さんの個人的趣味のような気がするんだけど・・・・。
嵐の去った後の嘉鉄の海です。
浜に打ち上げられたゴミが散乱しています。
こりゃ〜掃除が大変だ。
9月6日(月)午後6時
結局、昨日の朝からずーっと、台風でカンヅメ。
家に居るのも・・・、もう飽きた。
日も暮れてきたのに、停電のまま。
懐中電灯の明かりでは、なんとも侘びしい。
少し風雨も弱まってきたので、
クルマに乗って古仁屋まで偵察だぁ!
峠を一つ越えると
隣の集落「清水」では
幸せそうな電灯の光が
煌々と灯っているではないか!
何で!ムカツクー!
清水集落の人の幸せが嫉ましーい!
じゃなくて
うらやましーい!
古仁屋の町はもちろん
街灯が輝いていた。
なんと!レンタルビデオ店も開いているじゃーありませんか!
数少ないラインナップからDVDを一枚借り
ワイン、ビールと肉野菜を積んだら
電力のある清水集落を襲撃だぁ!
清水のリゾートマンション?に住む、友人の松ちゃんは
僕を気持ち良く迎え入れてくれた。
部屋に入ると
蛍光灯の明るい光
にぎやかなテレビの音
炊き立てのご飯の香り
平和な日本がここにある!
松ちゃんはワインセラーから出した
ネット通販で仕入れた極上のワインを開けてくれる。
料理を並べて映画鑑賞会
借りてきたDVDはコーエン兄弟監督の
「オー・ブラザー!」
1930年代のアメリカ南部を舞台に
脱獄3人組のロードムービー。
ブルース、カントリー、ゴスペル音楽がちりばめられ
台風の夜に観るには楽しい映画だ。
映画を見終わると
高級オーディオセットが
ラフマニノフのピアノ・コンツェルト2番を奏で始める。
松ちゃんが大きな丸いワイングラスに
ボルドー・ワインのお代わりを注いでくれる。
少し酔った。
松ちゃんが天使に見えてきた。
素晴らしい日々!
台風文化祭だぁ!