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2004年10月28日

●マティス展の興奮

上野の国立西洋美術館で行われたマティス展を見に行く。
友人から「きっと、凄く混んでいるよ」なんて脅されたが、
行ってみるとそうでもない。

一つの絵画の前に自分一人なんて瞬間もあり、至福の時。

今回はなんと東京では26年ぶりの本格的なマティス展とあって、展示作品の充実ぶりも圧巻。

まず、順路に沿って一通り作品を見てから、
お気に入りの作品の前まで戻り、
じとーっと絵画の前に立ち尽くし動かない。

こんな事していると3時間ぐらいはあっという間に過ぎる。

やはり生の絵画を目の前で見る事は良い。
じっと画面を見つめていると、色のあたたかさや画家の情念、息遣いがじかに伝わってくる。

ボクの大好きな作品「ルーマニアのブラウス」の前にたたずむ。
maths

驚いた!
マティスはこの絵を5ヶ月の制作期間で14回も描直し、当初とは全く違った絵にしていたんですね。

じっと絵画を見つめていると、
自分の観賞能力の限界を感じる。
絵を自ら描いたことのある人なら
もっと多くことを感じ取ることができるんだろうなぁ・・。

美術館を出たとたん
もう一度あの絵に会いたいと強く思った。

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コメント

マティス展やってるんですねー!
あー観に行きたい!
奄美の何がつらいって美術館が一村館ぐらいしかないことなんですよね…。
こういう展覧会がまわってくることもないだろうし…。
好きな絵のまえでは時間を忘れられますよね。

行ってみたいなーマティス展。

ほんと文化的な催しが奄美でなかなか観られないのは
さびしい限りですね。
まあ地方都市も同じですけど。
九州本土であれば、本当に観たい時は福岡まで行ったりしましたが。なかなか難しいものです。

私も2月に東京に行った時、六本木ヒルズで草間彌生展に行きました。

ぱちさん、はまさん

旅行中でレスポンスが遅くてすいません!
ホント、島で絵画が観られないのは寂しいです。
なので都会へ行ったときには時間と体力の限界まで美術展へ行きたくなる。

そう、今、竹橋の近代美術館で草間彌生展をやっているんです。
行きたかったぁー!
でも、時間的に無理でした。 残念。

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