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2004年11月05日

●旅の終わり・旅の始まり

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ようやく奄美大島・嘉鉄に帰ってきました。
島の太陽は暖かく、海は穏やかで湖のようです。

でも、帰ってきてホッとしたというより
これから南の島での旅が始まる、そんな気持ちです。

思えば、小学生の頃から
「ボクはどこか遠いところに住むのかな?」なんて
ぼんやり思っていた。

それから、色々なところへ旅を重ねて
7年前に船に乗って奄美大島にやって来た。
もしかしたら
それから、ずっと旅を続けているのかも知れない。

仕事は旅行者を案内して海を旅する事。
つまりは旅をする毎日。

人類は二足歩行によって移動距離が伸びたことによって
飛躍的に進化した。
アフリカを出てユーラシア大陸を歩き世界中に広がった。
多分、舟を漕いで島にもたどり着いた。

ポール・ゴーギャン(ゴーガン)
「我々はどこから来たか?我々とは何か?我々はどこへ行くのか?」
celine


ルイ・フェルディナン・セリーヌ
「夜の果てへの旅」

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コメント

おかえり~

ただいま〜
やっぱり、ボクのいえは奄美大島だよ。

いつも楽しく拝見させて頂いております。。
マチスとゴーギャンは私は一番好きな画家達ですが、
セリーヌをお読みになる(方が他にもいらっしゃった)なんて驚きました。
私も学生時代からの愛読書でして、最近、やっと安価で手に入るようになったと喜んでいます。
確か、以前は国会図書刊行しかありませんでしたね。
よく理解して読んでいるわけじゃないけれど、頭の中がシャッフルされるようで好きです。

ぶる さま
コメントありがとうございます。
blogって本当に色々な方に読んでいただいているんだと再認識しました。
僕もセリーヌを読んでいる方とお話するのは初めてです。
「海辺のさんぽ」以外のことも書いてみて本当に良かった!
最初は中公文庫の「夜の果ての旅」生田耕作訳で夢中になり、国書刊行会版の「城から城」「北」の黒い装丁本を持ち歩いていました。
もちろん、僕も当時のフランスの状況を理解して読んでいるわけではないのですが、翻訳の良さもあってか、あの毒のある文体のドライブ感に引き込まれました。

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