2005年11月12日

●考古学的大発見!なのかぁ?

今週もまたLittie Lifeの 天野君とシーカヤックツーリングに出かけた。
いつものように於斎から出艇。
伊子茂湾の西側の岬、風崎まで辿り着く
あまりに穏やかな海の様子に
「よし、請島まで渡っちゃおう」

30分ほど漕いで請島の計良治(けらじ)崎に到着。
さらに西に回り込んで2つ目の浜に上陸する。

IMGP1639

ここは船も着けにくいので、めったに人の来ない荒涼とした浜。
自然そのままの姿が神秘的でもある
小高くなった砂丘に上ってみる。
ここは古代に人が住んでいたか、神聖な場所としていたんだろうなぁ?
と感じさせる何かがある。

IMGP1638

足元を見ると夜光貝の破片が沢山散らばっている。

「古代、中古の時代に奄美産の夜光貝が螺鈿細工の材料として珍重された時代があった。」
そんな話を瀬戸内町郷土館の学芸員、町さんに聞いた後だったので
ふと、手にした古そうな夜光貝の破片を持ち帰る事にした。

IMGP1685

そして、昨日、その夜光貝の破片を
郷土資料館の町さん、鼎さんに見てもらう事になった。
「いや〜これ、ただの破片かも知れないんですが〜・・・」
とおずおずと差し出すと。
考古学担当の鼎さんがすかさず「あっ、これはそうですね!」

どうやら本当に古代の人が夜光貝を加工した跡のようだ
貝細工に使う部位が決まっているらしく、そこを割り採っている。

う〜む、これは考古学的発見なのか?
むくむくと考古学ロマンが沸き上がって来たデス。

今度、シーカヤック考古学調査隊を結成して発掘調査に行って見るか!

2005年11月07日

●加計呂麻島をまたいで内海・外海ツーリング、後編

さて、一八君とのツーリング後編です。

ここが今回のツーリングの目的地のひとつ
加計呂麻島・呑之浦にあるマングローブ林です。
ここは入り江の途中からさらにへその緒の様に入り込んだところにあり
陸路からは行く事ができないので訪れる人も少ない。
とても静かで小さなマングローブ林。
IMGP1584
結構立派なオヒルギの林が育っています。

IMGP1587

じっと動かないミナミトビハゼ。

IMGP1612

根が板状になるサキシマスオウの大きな木もある。IMGP1598
根本にはぴっかぴかした大きな実が落ちていました。

IMGP1597

さて、マングローブ林を後にすると、
今回の作戦その1
島尾敏雄文学碑のところで僕らを待っていてくれた
のがダイビングサービスLittie Life 加計呂麻 の天野君。
彼のキャリアの付いていない軽自動車の屋根に
無理やりカヤック2艇をくくり付け
加計呂麻島の山を越えて、いざ外海へ

伊子茂湾の奥から出艇して東側の岬まで行くと
もう日が傾き始めた。

西日に照らされながら帰路を急ぐ

IMGP1620

於斎(おさい)に到着
ほわぁ〜っと空気が甘くなる夕景を眺める。

IMGP1622

2005年11月05日

●加計呂麻島をまたいで内海・外海ツーリング

11月だというのに
良く晴れて穏やかな一日

ヨガ教室で知り合った一八(いっぱち)君と
大島海峡をのんびりカヤックツーリングに出かけた

IMGP1580

途中、清水の湾内で全く人影の見えない無人の板付船が
円を描いて走っているのを発見!

IMGP1576

良く見ると、身を乗り出して箱メガネで海中を覗きながら足で操船して漁をしている。
さすがは名人芸!

IMGP1577

本当に11月なんだろうか?
大島海峡の真ん中は風も無くて蒸し暑い
波の無いべたーっとした内海を
一八君とカヤックを連ねて漕ぎ進む。

斜め後ろから、「さくらぁ〜さくらぁ〜♪」(森山直太郎)などと
のんきな一八君の鼻歌が聞こえてくる。

そんな一八君に名前の由来を尋ねてみると

「いや〜、よく聞かれるんですが・・・
これには色々と説があって・・・・」

その1、全ての始まりの「一」と末広がりの「八」で縁起がいいから。
その2、3月15日生まれなので、3+15で一八
その3,「いちかばちか」で一八
    (そんなんで良いのか?)
その4、お父さんが株をやっていて1と8の数字がうまく当たるので。
  (ギャンブラーですか・・・・)
だそうです。

とにかく彼と話しているとほわ〜んという温かな空気が漂ってくるのです。

それじゃ、このツーリングの続きはまた次回に。