2005年12月28日

●窓の外では、とんでもない事が行われている。

南の島の冬は天気が激変する。

強い北西の風が吹き荒び、
風が強く暗く寒い日には
外に出たくなんてない。

昼間からカーテンを引いて
毛布に包まり
じーっと本を読んだり、空想をしているのが好きだったりする。

でも、いくらカーテンを引いて外界を遮断しようと思っても
トタン屋根を叩く雨の音や、風の音、雲の動きに明滅する太陽光線が外の気配を伝えてくる。

都会のビルの中にいたら
「雨が降ったのも気づかなかった」何てこともあるけど、
周りに自然しかないこのあたりでは
天候によって世界の感じががらりと変わるんだ。

雨が降れば世界中が暗くなるような雰囲気だし
晴れて明るければ平和な楽園のようだ

気象のドラマが大画面で上映されているような気がする。

降りそそぐ雹(ひょう)にトタン屋根が激しい音をたてたかと思うと
灰色の雲がぱっと割れて強烈な日差しが照りつける。
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目の前でくり広がられる大気象ショー!

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これは庭降った雹の写真。
まるで砂糖菓子のようだ
ちょっと舐めてみれば良かったなと
今では後悔している・・。
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先週の木曜には奄美大島の湯湾岳で雪が降ったという。
確か今年の3月にも104年ぶりに雪が降ったって大騒ぎしていたような気がするけど
毎年雪が降るようになったら
「もう亜熱帯は取り消しね!」なんて事になるんだろうか???

2005年12月24日

●カヤックを漕いでカフェに行こう!

このところ、かなり寒い日が続いている奄美大島ですが、
良く晴れて風の無い日にはグ〜ンと気温が上がります。
ちょうど今週の火曜日がそんな日だった。
今日はTシャツでも良いかなと思えるほどの陽気!

こんな日はカフェで遅めのランチでもとって、
そのままだら〜っと本でも読みたいもんじゃ・・・

でも、近所で食事が美味しくてのんびりできるカフェといったら・・
大島海峡をはさんだ対岸・加計呂麻島にある「ブラウンシュガー」しか思い当たらないしなぁ・・・

よし!天気もいい事だし、漕いで行くかぁ!
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と言う事で行ってきたですよ、
カヤックを漕いで加計呂麻島の渡連にあるカフェ「ブラウンシュガー」へ。

晴れてはいても低い位置の太陽からの光線が影を作り
夏とはちょっと違った風景に見える。
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ここのオムライス、ふわ〜っとして美味しいんだよなぁ・・
ここのお店のソファーでだら〜っと小説などを読むのは至福の時間である。
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途中の道端に、紫色に咲く小さな可愛い花を発見。
これヒメキランソウかな??
★追記:間違えました。これはリュウキュウコスミレです。たぶん、きっと。
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2005年12月20日

●水際にいたもの

ううぇぇ〜寒い!
奄美も異常に寒いです。
「これでも亜熱帯のつもりかぁー!」・・と叫びたい気分でいっぱい。

ということで、脈絡無くもblog再開です。

ある日の事である
近くに住むダイバーのしんちゃんに
「浜にマダラトビエイが居るよ!」と声をかけられる
・・・・・浜にエイがいる????
と疑問に思いながら家の前の浜に出てみると

ありゃ、ホントに浜の波打ち際、手ですくえそうな水深15cmぐらいのところに
小さなマダラトビエイが泳いでいて、なにやら砂の中から何かを盛んに食べている。
madara
へぇ〜と思って眺めていたのだが、なかなか逃げようとはせず
しばらくは、波打ち際のあたりをずっと泳いでいた。

珍しい事もあるもんだ・・・陳腐な感想でスマン。