2006年04月25日

●雨に打たれた小鳥の未来

この日は朝から雨模様。
でも、ぜひシーカヤックをやりたい!
とのお客様の声に、雨降る海へGO!

「海面に落ちる雨粒を見るのも楽しい」などと
強がりを言ってみたものの・・・・
やはり、雨に打たれてのカヤックじゃなぁ・・・・
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雨足も速くなってきたので
松の枝がひさしの様に海に張り出した浜に
雨宿りの上陸。

カヤックで浜に上陸した途端、
頭上の松の枝から一羽のズアカアオバトがバタバタッと飛び立って行った。
見ると、松の枝にはもう一羽、
バタバタと羽ばたいても飛べないような小鳥がいるらしい。

眺めていると、その小鳥は松の葉から飛び出したのだが、
すぐに不器用そうに羽ばたきながら目の前の海面へと落下してしまった。

おいおいおい、どうした?と慌てて救出。
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救い上げて、浜へ降ろすと、もはや飛ぼうともせず、よちよち歩いている。
ズアカアオバトの小鳥のようだが、弱っているのか、怪我をしたのか
それとも何か障害があるのか、もう成鳥になろうというのに飛ぶ事ができないようだ。
親鳥はそれを哀れに思って、今まで付き添っていたのか?

とにかく、地上をよちよち歩いていたのでは何かに襲われてしまうだろうと思い。
手の届く高さの松の枝に、小枝を集めて巣の様なものを作ってあげて、そこに小鳥を乗せてあげた。

小鳥は僕の作った巣が気に入らないようで、よちよちと枝を伝って外に出てしまう。
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まあ、暫くすればまた親鳥が戻ってきて世話をするんじゃないか?

午前11頃だったと思う
小鳥に取りあえずの別れを言って、
僕達はその浜を出発した。

その後、昼食を食べた後のツーリングの帰り道
あの小鳥がどうなったか気になった僕達は、
また松の木の生えた浜へ向かった

時刻は午後3時頃にはなっていただろうか
もと居た松の枝にも、付近の地面にも
あの小鳥の姿は見つからなかった。
「きっと親鳥が助けてどこかに行ったんだな」そんなことを言い合いながら
カヤックに乗って出艇しようとすると
お客様の1人が指を差して
「あっ、鳥の羽が落ちている!」

見ると、あの小鳥のものであろう
緑色の羽根がむしり取られたように
無残に散らばっていた。

「やられたな・・・」
「きっとカラスかな・・・・・」

飛べない小鳥の未来は
あの時から、たった4時間も無かった。

無念・・・・・
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2006年04月21日

●春、恨めしい青空。

おはようございます
今日の嘉鉄は快晴です!

でも、いまだに北西の風が吹くって、どういうことでしょ?
もう4月も下旬だと言うのに・・・・・。
こんな良い天気なのですが
シーカヤックツアーのある明日にはお天気は下り坂のようです。
ああ残念、恨めしい青空。
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2006年04月18日

●実録・ボクがハブに噛まれた理由(ワケ)最終回

さて、いよいよ最終回です。

ハブに噛まれているとも知らず
山中で一夜を過ごしたtaigaは・・・・

その顛末をお読み下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局、右足をさすりながら、痛みで一睡もする事ができなかった。

木の枝の黒い陰の向こうを
ゆっくりと動いて行く三日月を眺め
「三日月があの枝まで動いたら午前三時くらいかな?
あの向こうの枝まで行けば夜が明けるかな?」と念じながら
夜明けを待った。

ようやく待望の朝日が昇り、小鳥達がさえずり始めた。

「もう、これだけ休んだのだ、足の炎症も少しは治まっただろう。
さあ、もう帰れる!

ボクは相棒を起こすと、立ち上がって歩きだろうとしたのだが
その途端、ギクッ!と激しい痛みが全身に走り
ボクはその場に倒れ込んだ。

だめだ、こりゃ歩けそうもない。

「悪いけど、一人で集落に行って助けを呼んできてくれ」

相棒が薮の中へ消えると
2分もしないうちに
すぐ近くから間の抜けた相棒の声が聞こえた。
「お〜い・・・すぐそこがもう海だったぞぉ〜」
「えぇ〜?」

実は海岸線まであと10m程のところまで来ていたのだ
そのことに気づいていたなら、昨夜のうちに宿に着けたのに・・・・・

しばらくすると、集落の方が救援に駆けつけて来てくれ
2人に担がれて軽トラックの荷台に載せられ
島にある診療所に担ぎ込まれた。

診療所の医師はボクの状態を見るなり
「こりゃ、ハブにやられたんじゃないか?」
と言う。

その時のボクはうかつにも鼻で笑ってしまったのだ
センセー、ハブに噛まれてたら今ごろはとっくに死んでますよ!

蛇に噛まれた覚えも無いし、傷みも無かったと訴えたが
「いや、どこかに傷口があるはずだ」と
湿ったGパンを脱がされ、
見ると、右足のひざから下がブワァーと腫れ上がっている。

良く見ると、ちょうど脛(すね)の骨の上辺りに
点のような傷口が二つ。
「ほらぁ、これがハブの噛み痕だよ」
点のような二つの傷の間隔は約2cm
これがハブの牙の間隔だとすると・・・頭の大きさは・・・(恐怖!)

・・結構でっかいハブじゃなかねー!!

「先生、この島、結構ハブに噛まれる人は多いんですか?」と尋ねると

「そんなことはないなぁ・・・
う〜ん、たしか10年前に大学の先生が調査に山に入って噛まれてねぇ・・
どうやら手首を噛まれたらしくて
ヘリコプターで那覇まで運ばれたけど・・・
その人・・・結局死んだみたいだよ。

ひぇ〜!(恐怖、恐怖、恐怖!)

足が重くなり始めたのはと問われて、昨夜午後7時頃と答える。

その医師が言うには

「おそらく、噛まれてからもう12時間は経っているので、既に毒は身体に回り切っている。
だから、今更、血清注射を打っても効果が無い。
死なないから大丈夫。
でも、腫れが酷いので放置すると毛細血管が圧迫されて
神経が死んでしまったりして後遺症が残る可能性がある。
それを防ぐには、パンパンに腫れた足の皮膚に切れ目を入れて、
つまりチャイナドレスのスリットの様に切れ目を入れて腫れの圧力を逃がす必要がある。
かなり派手な傷跡が残るが、男だから・・まあ、良いよね。
その手術はここではできないから、沖縄の病院に入院して下さい。

ちょうど、すぐにやって来るフェリーに乗って那覇へ向かう事になった。
もちろん歩けないから、また軽トラックの荷台に載せられて港まで向かう
そこからは、船員さんに担がれての乗船。
ひやー、恥ずかしい・・・。
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ぐらぐら揺れる船内で痛みに耐えながら
とても惨めな気持ちで那覇への船旅。
途中、どうしてもトイレに行きたくなり
でも手伝ってもらうのはヒジョーに恥ずかしいので
痛みで脂汗をかきながらも
必死になって片足でトイレに向かう
我が身が哀れである。

ようやく那覇の泊港に着くと
なんと!救急車が岸壁に横付けにされていて
担架に乗せられ、救急車に乗って病院へ(恥ずかしー!)

気がつくと救急車は高速道路を走っている
「おいおい、どこまで行くんだよー(泣き!)」
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結局、40分ほど走って、
着いたのは具志川市(現うるま市)にある
沖縄県立中部病院。

緊急入院して
ベッドに寝かされGパンを脱がされると
なんと!もう足の付け根からパンパンに腫れ上がって電信柱の様になっている。
それを見て驚いた医者は
きっと毒が回り始めたと思ったのだろう
「血清!二倍、二倍!」と叫ぶ。

とにかく血清注射を打たれて、
麻酔医の説明や手術の同意書などを書いていると、
寝ているボクの頭越しに
「先生、帝王切開の緊急オペ入りまーす」との声

「それじゃ、ヤナギサワさん、その後にしましょうねぇ〜(沖縄方言)」
そりゃ、ないですよ〜

でも結局、足の腫れは毒が回り始めたせいではなく、身体を動かしたからのようで
手術の順番を待っている間に足の腫れはどんどん退き始めた。

「あー、ヤナギサワさん、これはもう切らなくて良いね

・・と言うわけで、帝王切開の妊婦さんにも助けられ
なんとか手術もせずに1週間で退院することができた。

ただ入院中に困った事といえば
沖縄でもハブに噛まれて入院というのは珍しいようで

寝ているといきなりバッと毛布をはがされ
「皆さん、見て下さい。これがハブ咬傷です。
と医学生さんに囲まれ、見学されること。

沖縄の友人に「ハブに噛まれて入院している」と
電話すると
「ゴメン、今、何て言った?・・・
良く聞こえなかった、もう一度言って」
と聞き返されることだった。

結局、後遺症も無く、傷跡も残らず元気に退院できた訳で
結構、奇跡の生還だったと思う。

何故、これほど軽く済んだのかを自分なりに分析してみると。

その1

11月でハブの活動期ではなかったため
ハブに噛まれたというよりは、ボクがハブを蹴ったのではないか?
つまり、突然のボクの登場に驚いたハブが開けた口の牙が脛(すね)に当たっただけだったので
牙が深く刺さらず、毒が微量しか入らなかった?
(ハブの牙は先端より少し奥に毒の出る穴がある。)

その2

ハブに噛まれていた事に気づかなかったので
無理に動き回らなかったこと。
(もし、ハブに噛まれた事に気づいていたら、
ボクは死に物狂いで動いて、返って症状を悪化させたと思う)

つまりは、単に運が良かっただけ。
本当に恥ずかしい限りである。

それにしても、何故、ボクはハブに噛まれた痛みを感じなかったのか?

一般には、ハブに噛まれると
「焼け火箸を差し込まれたような」痛みを感じると言われている。
でも、調べてみると
「夜、軒下の鳥籠が騒がしいので手を出すと、何かに当たった様な気がして、
朝になったら指が腫れてきた」
「木の上からハブが落ちてきて、頭を噛まれたが痛みは無かった」
という例もある。

つまり、噛まれても牙が深く入らない時には
あまり痛みは感じないし、毒もほとんど入らない。
牙が深く入って毒液が注入されると焼けるような痛みを感じるようだ。

奇跡の生還とはいえ
単に運が良かっただけ
あまり褒められる話じゃない。

もしもあの時、運悪く、動脈の近くを噛まれていたら・・・と思うと
心底、ぞおーっとする。
あの時、死んでいたんだよな・・・と思う。

死の直前には、
まだ生きたいという焦燥感と現実に死ぬと言う恐怖の間に苦しむのだろうか?

きっと、夜のうちに冷たくなったボクを発見して
相棒は驚愕したことだろう。

こんな話をしている今でも、
その時の事を想像すると
寒けがして全身に鳥肌が立つ思いだ。

元はと言えば
自分の軽率な行動から
多くの方にご迷惑をかけた。

最初に助けを呼んでくれた相棒。
救助に来てくれた渡名喜島の集落の皆さん
診療所の先生
背負ってフェリーに乗せてくれた船員さん
港まで迎えに来た救急隊員の皆さん
沖縄県立中部病院のお医者さん、看護士さん
お見舞いにきてくれた方に
この場を借りて
改めて感謝したいと思う。

(ご愛読ありがとうございました)

2006年04月17日

●実録・ボクがハブに噛まれた理由(ワケ)その2

海辺のさんぽCafeをご覧の皆さん
新装開店そうそうコメントを沢山いただいて
本当にありがとうございます!

なんだか
商店街の小間物屋の親父が
新装開店の花輪をもらって感涙にむせぶ・・・・
ような気分です。
(どんな気分じゃ??)

さて、ハブのいる島、渡名喜島の
山に迷い込んでしまったtaigaですが・・・

続きをどうぞ!
・・・・・・・・・・・・・・・

薮に入った僕らは、
足元も見えない程生い茂った草木をかき分けて進んだ。
しかし、行けども行けども、道は現れない。
集落は思った以上に遠かったのだ。
もう、夕日が水平線に沈もうとしていた。

「日が沈めばハブは活動をはじめる
これ以上薮を歩くのは危ないな」

そう思った僕は引き返す事を決心する
でも、もうその決断は遅過ぎた。

なぜなら、ボク達が抜けてきた所は
斜面に細くて強いリュウキュウ竹がびっしりと生えていて
ボク達はそれを押し分けて滑り落ちるように下りてきていた。

しかし、そこを戻って登ろうとすると、
竹がオーバーハング状に覆い被さってきて
下ることはできるが登ることは不可能なのだ。


ボク達はまるで「入ったら出られない
ワナの金網に入ったネズミのような状態だった。

マズイ!
これはかなりマズイ!(汗)」

でも、もうこのまま下り続けるより他に方法はないのだ。
「とにかく、下りよう。
海岸まで下りれば暗くなっても集落へ戻れる!」

ボク達は水平線に沈む太陽と追い駆けっこでもするかのように
夢中になって薮の中を滑り降りて行った。

その頃からだろうか?
なんとなく右足が重くなってきたのだ。

ねん挫か何かをしたのかな?
最初はそう思った。
なにしろ、飛び降りるように段差を下っていたのだから。

もちろん、その時はハブに噛まれたなんて全く思わなかった。
噛まれた痛みも無かったし、蛇の姿も全く見てはいない。

もしその時に、ハブに噛まれたと知っていたら。
きっと自分はパニックに陥っていただろう。
だって、ハブに噛まれてそのまま放置すれば
良くて片足切断!悪ければ命の危険もあることを知っていたのだから。
そしてそこは誰の助けも呼べない山の中だったから。
(当時は携帯電話を持っていなかった)

しかし、とにかく、その時はハブに噛まれた痛みなど全く感じなかった。
そして、その事が後になって、ボクに「幸い」する事になる。

今にして思えば、
真実を知らない事が
良い方向へ転がっていた。

「海岸まで出れば帰れる・・海岸まで出れば・・・」
そう自分に言い聞かせながら
ボク達は必死になって薮をかき分けた。
でも太陽の沈むスピードに追いつく事はできず
とうとう日も暮れて、足元も見えないほど真っ暗になってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
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もう陽もすっかり暮れて、暗くて足元も見えない

その頃には痛みで片足も引きずるようになっていた。

「もう、無理だな。
これ以上暗い中を歩くとハブが危ないよ」
(もう、既に噛まれているのに・・・)

大きな木の下の
下草の少ない場所を見つけて
ボク達はそこでその夜は眠る事にした。

その頃には、
もう全身が怠る〜くなって来ていて
気持ちも悪くなっていた。
「どうしたんだろう、風邪でも引いたのかな?
それとも疲れが出たのだろうか?」

そして、ちょっと汚い話なのだが
急激な下痢も始まった。

今にしてみれば、ハブの毒が身体に回ったことによる拒絶反応だったのだろう。
でも、その時は自分の身に何が起きてるのか全く分からなかった。

相棒は疲れが出たのか、鼾をかいて眠りはじめた。

ボクも眠ろうとしたのだが、右足がじんじんと痛んでとても眠る事などできない。

近寄ってくるハブが怖いと思い
時々、身体の回りを小枝で叩いていた。
(だから、もう既にハブに噛まれてますって・・)

晴れ渡った夜空の
黒々とした木の枝のすき間から
上弦の三日月が見えた。

(嗚呼taigaどうなる! 次回につづく)

2006年04月16日

●実録・ボクがハブに噛まれた理由(ワケ)

ホント、恥ずかしい話なのですが

実は私・・ハブに噛まれた事があるんです!

もう今から10年も前の話です。

その頃のボクは、時間を見つけては
東京から沖縄の島々を旅していました。

その時も
ちょうど久米島の隣にある
渡名喜島という小さな島に友人と遊びに行きました。

「観光客の行かない、小さな島へ行ってみようよ。」
その時はそんな軽い気持ちで島を訪れました。

渡名喜島は小さな丘のような山が二つ、三つ並んだヒョウタンのよう形をしていて、
中央のくびれ部分に集落が一つだけあると言うとても小さな島です。

島に着いたボク達は
取りあえず島内の散策をしようと
集落の裏側にある浜に向かいました
それから、浜伝いにヒョウタンの、ちょうど北のふくらみに当たる海岸線を歩いていました。

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夕方になり、陽が水平線へと傾き始める頃
そろそろ集落にある民宿に向かおうと思ったのですが
「もと来た道を戻ってもつまらない、
このまま海岸線を反時計回りに回り込んで
集落へ戻ろうよ」と言う事になり
浜伝いにを歩き始めました。

しばらくすると、海岸線に大きな岩が立ちふさがっていて通れなくなっています。
その岩をまいて登ってみたのだが、そこからはどうやっても海岸には下りられない。

う〜む・・・
見上げると、小山の中腹まで登れば、海岸に下りられるような稜線が見える。
「そうか、あそこまで登れば、また海岸に下りられるかも・・・・・」

もちろん、当時
この島はハブがいる島だと言う事は知っていました。
ハブに噛まれた時の恐ろしさも知っているつもりでした。

でも、季節は既に11月。ハブの活動期ではない。
ちょうど島の北側の斜面なので、草はくるぶしの高さ程にしか生えていない。
「まあ、大丈夫かな?」という判断で山を登り始めました。

小山の中腹まで登っては見たものの
そこからも、やはり海岸には下りられそうにない。
見上げれば、小山の頂上には何やら古ぼけた小屋が建っている
「小屋があるのなら、山の反対側の集落に下りる道もあるんだろう。
もうここまで登って来たんだし。」と
小山の山頂まで登って、南側の斜面を集落へ向かう事にしました。

今にして思えば、
何かによって徐々に山の方へ
誘い込まれて行ったようにも
感じられる行動でした。

頂上の小屋からは確かに道はついていたのですが
そこは小山の南側斜面にある道です。
しばらくすると、うっそうと茂った薮で道は消えていました。

本来なら、ここで元来た道に引き返すべきだったろう。
だって、ハブのいる島で、目の前は足元も見えない薮なんだから。

でも、まるで手に取れるように、
もう、すぐそこに集落の家々の屋根が見えている。

「ちょっと薮漕ぎして行っちゃおうか?」
「きっと、すぐ道に出るよ」

そんな安易な考えでボク達は薮の中へと入って行った。

今では、何故そんな判断をしたのか、自分自身でも全く分からない。
いくら11月とはいえハブのいる島である。
日も暮れかかってから、しかも道も知らない所を薮漕ぎするなんて危険過ぎる。

でも、その時は「大丈夫だろう」と思ってしまった。
なぜ、そんな風に思ったのか、今では全く理解できない。
何かに化かされた?としか思えない行動だった。

(次回につづく)

2006年04月15日

●香る!エゴノキの花

春の森の道を歩いていると
道に沢山の白い花びらが落ちているのに気づく。

見上げてみると、白い可憐な花が下を向いて咲いている。

エゴノキの花。
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けっこうきつい甘い香りがする。

春の森では、この花が一番好きだなぁ。

奄美大島では
冬の終わりから春にかけて
暗く雨が降り続くような
鬱々とした天候が続く。

そんな時、森を歩いてこの花の香りを嗅ぐと
すこしあたたかな気分になれる。

花びらはしっかりとしていて
五枚がそのままの形で落ちるのが特徴だ。

落ちた花びらをコケの上に並べてみる。
おおっ、これは見事。(自画自賛中です・・・)
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ツワブキの葉の上に乗せてみる。
おうっ、これはファニー!(自画自賛その2)
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花びらを集めて持ち帰り
枕元に置いてみる。
これが春の宵の楽しみ。
一晩ぐらいは香りが続きそうだ。
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2006年04月11日

●もあーっと、春の浜辺散歩

お天気の変わりやすいこの頃
先週金曜日は、ふわーっと晴れて風も無く
絶好のカヤック日和!

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少し靄って、もあーっとして春らしい空
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今回の1dayシーカヤック・ツーリング
ガイド担当はコウダ君です。

ゲストは旅好きな一人旅のお客様。
アジアの旅の話で凄く盛り上がったもよう。

様々な人に会う事の少ない島暮らしのボク達には
ゲストの方のお話がすごく面白かったりもするんです