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2006年04月16日

●実録・ボクがハブに噛まれた理由(ワケ)

ホント、恥ずかしい話なのですが

実は私・・ハブに噛まれた事があるんです!

もう今から10年も前の話です。

その頃のボクは、時間を見つけては
東京から沖縄の島々を旅していました。

その時も
ちょうど久米島の隣にある
渡名喜島という小さな島に友人と遊びに行きました。

「観光客の行かない、小さな島へ行ってみようよ。」
その時はそんな軽い気持ちで島を訪れました。

渡名喜島は小さな丘のような山が二つ、三つ並んだヒョウタンのよう形をしていて、
中央のくびれ部分に集落が一つだけあると言うとても小さな島です。

島に着いたボク達は
取りあえず島内の散策をしようと
集落の裏側にある浜に向かいました
それから、浜伝いにヒョウタンの、ちょうど北のふくらみに当たる海岸線を歩いていました。

tonakijima.jpg
夕方になり、陽が水平線へと傾き始める頃
そろそろ集落にある民宿に向かおうと思ったのですが
「もと来た道を戻ってもつまらない、
このまま海岸線を反時計回りに回り込んで
集落へ戻ろうよ」と言う事になり
浜伝いにを歩き始めました。

しばらくすると、海岸線に大きな岩が立ちふさがっていて通れなくなっています。
その岩をまいて登ってみたのだが、そこからはどうやっても海岸には下りられない。

う〜む・・・
見上げると、小山の中腹まで登れば、海岸に下りられるような稜線が見える。
「そうか、あそこまで登れば、また海岸に下りられるかも・・・・・」

もちろん、当時
この島はハブがいる島だと言う事は知っていました。
ハブに噛まれた時の恐ろしさも知っているつもりでした。

でも、季節は既に11月。ハブの活動期ではない。
ちょうど島の北側の斜面なので、草はくるぶしの高さ程にしか生えていない。
「まあ、大丈夫かな?」という判断で山を登り始めました。

小山の中腹まで登っては見たものの
そこからも、やはり海岸には下りられそうにない。
見上げれば、小山の頂上には何やら古ぼけた小屋が建っている
「小屋があるのなら、山の反対側の集落に下りる道もあるんだろう。
もうここまで登って来たんだし。」と
小山の山頂まで登って、南側の斜面を集落へ向かう事にしました。

今にして思えば、
何かによって徐々に山の方へ
誘い込まれて行ったようにも
感じられる行動でした。

頂上の小屋からは確かに道はついていたのですが
そこは小山の南側斜面にある道です。
しばらくすると、うっそうと茂った薮で道は消えていました。

本来なら、ここで元来た道に引き返すべきだったろう。
だって、ハブのいる島で、目の前は足元も見えない薮なんだから。

でも、まるで手に取れるように、
もう、すぐそこに集落の家々の屋根が見えている。

「ちょっと薮漕ぎして行っちゃおうか?」
「きっと、すぐ道に出るよ」

そんな安易な考えでボク達は薮の中へと入って行った。

今では、何故そんな判断をしたのか、自分自身でも全く分からない。
いくら11月とはいえハブのいる島である。
日も暮れかかってから、しかも道も知らない所を薮漕ぎするなんて危険過ぎる。

でも、その時は「大丈夫だろう」と思ってしまった。
なぜ、そんな風に思ったのか、今では全く理解できない。
何かに化かされた?としか思えない行動だった。

(次回につづく)

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コメント

早速お邪魔しました。
そして、新ブログもリンクはらせてもらいました。
ハブ話、早く続きが読みたいなー。

祝リニューアル!南の島の浜辺に来たようでいいデザインですね。さんぽくんがいたので思わずにっこりしてしまいました!
ハブ話の続きが気になりますー。

お引っ越しおめでとうございます。
こちらもリアルに引っ越し完了です。
いいところで「続く」なんて、
心得てますねー。

新装開店おめでとうございます。
これからもタイガ節が楽しみです・・・

島は引っ越しシーズン? 
引っ越しの皆さま、お疲れさまでした。

続き、楽しみです。

お引越しおめでとー!
イラストまで入っちゃって、本格的!
続きを楽しみにしてます。

コメントくれた皆さん
ホントにありがとー

まとめで失礼ですが
ご返事差し上げます。

patinhaさん
いつもコメントありがとう!
さすが元記者、ブラジルの話面白いね。奄美とブラジルってこんなに近かったっけ?

harumiさん
皆さん、この方が「さんぽ君」をデザインしたharumiさんです!
「さんぽ君」キャラクターを愛用させてもらっています。バナーの奄美大島のマークもグーです。
ホントありがとう。

靴屋さん
リアル引っ越しお疲れさまでした。
また今回も「続く」になってしまいましたが・・また読んでね

gontaさん
ご無沙汰してます。
タイガ節、盛り上がって来ました

さらさん
にまで読んでいただけるとは
お恥ずかしい限りです・・・

何でもあり さん
もちろん写真なんか無いので
イラストを書いてみたんですが
オレ・・こんなことしてて良いのかな??

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