はっ!として目覚めると
もう6月になっていたのか・・・。
鈍く痛む頭を振ってみる・・・・
脳裏には、うっすらと長い旅の記憶が・・・・
・・・・・・・・・・・・
スイマセン。タダノ戯れ事デス。
と言うわけで、なにげにblogを再開です。
----------------------------------------------------------
去る5月21日に嘉鉄集落で
恒例行事の「浜下れ(はまおれ)」が行われました。
でもこの集落行事は
旧暦三月三日に行われる奄美の伝統行事の「浜下れ」とは
ちょっと違うようなんです。
なんでも昔は「虫下れ」といって
この季節から増える畑の害虫を捕ってきて
海に流し、今年は害虫が少なくなるようにと祈願したのは始まりらしい。
今では浜辺で行う春の宴会、の様なかんじですが・・・
嘉鉄集落では各戸が5つの「班」に別れていて
浜下れはその「班」ごとに行われる。
各班はそれぞれちょっと対抗意識があったりして・・・
我が2班は気持ちの良い浜辺にブルーシートの天幕を張って
さあ、始まり始まり!

これぞ奄美の宴会の定番。
シビの刺し身とビンゴ
それにしても島では何故こうも頻繁にビンゴをしているんでしょうか?

「あみだくじ」もあったりして
子供たちも大喜び。
今年からいきなり始まったアトラクション
トイレットペーパー巻き取り競争!
一体、誰が考え出したのか・・・?
何故、この場で行うのか・・・?
全てが謎の競技。

そして、復活!ボート漕ぎ競争。
昔は奄美の伝統的な船イタツケ、アイノコ等を使った
舟漕ぎ競争が行われていたようだが近年はボート漕ぎに変化。
そのボート漕ぎ競争もここ6年ぐらい廃れていたのだが、
今年は2班だけで復活企画。

一本の奄美伝統の櫂を使ってボートを漕ぐのだが
けっこう熟練の櫂さばきが光ったりして
大いに盛り上がる。
それを見ていた各班の男達も、
島人の血が騒いだのか
黙っちゃいられないと乱入。
結局、3班と1班のガチンコ対決!
夢中になり過ぎて沈!する人も出て
大人が浜で大騒ぎの一日でした。