2006年07月31日

●奄美の海の透明感

毎日くっきりとした夏日が続いている
奄美大島です。
(今日の午後はちょっと靄っていたけど)
こんなに良い天気ばかりだと、
このままで良いのか??と不安になってきます。
晴れた日がもったいない、晴天貧乏性です。
それにしても、雨が降らない・・・
サトウキビの干ばつの影響が気にかかります。

ゴトウテツヤさんから
「奄美の海の水のきれいさが分かる写真もみたいです。透明度の凄さがみたいです。」
とのコメントをいただいたので、なるべく最近の写真から探してみました。
今回はクリックで大きな画像になるという趣向です。

こんな写真はどうでしょうか?

先日のキャンプツアーのMさんに登場してもらって

こんな写真も気持ち良さそうです。

透明度の凄さを表す写真って難しいですね。
やはり水中写真なんでしょうか?
この画像は7月25日に撮影。

こんなのも。

最近のデジカメの進歩はスゴイですね。
この日は買ったばかりの
PANTAX Optio W10 で撮影。
取りあえずシャッターボタンを押すだけで
カメラが美しい絵を撮ってくれます。

2006年07月30日

●夕日について

奄美は夏本番。
毎日、がんがんに暑い
ピッカピカの快晴が続いています。
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さすがにこの時期は忙しくて
なかなかblogの更新もできんですたい。

コメントの返事も遅れてスイマセン

さて、先週は2泊3日、1泊2日と
キャンプツアーが続いていました。

キャンプ生活を続けていて思ったのは
ずーっと大きな空に囲まれて過ごしたなぁ・・という感覚。

こんな離島に暮らしていても
日常生活では屋根の下にいる事が多い。
でもキャンプツアーでは常に大きな空の下にいる。
天候の変化や、日陰の位置を知るためにも
常に大きな空と雲の流れを眺めてる。

久しぶりに江仁屋離(えにやばなれ・無人島)
から眺めた夕日も胸に沁みた。
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江仁屋離から赤瀬の向こうに沈む夕日
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毎日、こんな凄い事が行われているなんて・・
見逃した夕日がもったいないなと思う。

そして翌日の夜明けの空
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加計呂麻島・芝から見た
大島海峡の出口、東シナ海に沈む夕日
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ああっ、生きているうちにもっともっと夕日が見たい!

2006年07月16日

●起きるの早過ぎだろ!

今朝はなぜか午前4時に目が覚めてしまったオレ・・。
これじゃまるで爺さんじゃねえか・・・
などとぼやきながら

清らかな夜明けの風景に合掌。
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あつ、ヤギがいる!
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2006年07月15日

●サンフランシスコからの風

7月に入ってから
台風3号4号と過ぎ去って行きましたが、
その間も沢山のお客様が来ていただいて
海辺のさんぽ社大忙しです。

この日はサンフランシスコの近郊にお住まいの
Nさんが、はるばる大島海峡を漕ぐために来ていただきました。

ご両親は徳之島のご出身のようですが
今では市民権をとってアメリカ人のNさん。
なんでも、かの地の日本語TVチャンネルで
5〜6年前にtaigaが出演したNHK-BSを見たとのこと。

海外でも放映されているのかと、恐ろしいやら、恥ずかしいやら

サンフランシスコ近郊の海辺に住んで
毎週末、海を漕いでいるという
頼もしいパドリングです。
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加計呂麻島・芝の海岸に上陸して
いつものトマトソースのパスタを作って昼食。
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水辺に張り出したガジュマルの木の下で休憩IMGP2495.JPG

砂の上に寝転んでガジュマルの木を仰ぎ見ると
面白い形に見えるなぁ・・
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2006年07月10日

●森の中のワークショップ

日曜日の朝。
大島新聞を開くと龍郷町に環境教育プロジェクトが
土曜、日曜で自然体験のワークショップやっているとの記事が!

先月に初めてのシンポジュウムがあった龍郷町環境教育プロジェクト。
いよいよ奄美大島でも本格的な動きが始まったなぁ・・と
かなり期待してました。

以前から自然体験(インタープリテーション)のワークショップには
興味があったのだが、ほとんどが本土で行われている事や、
ある種の洒落臭さ、気恥ずかしさもあって参加できずにいた。

それを島内でやってる?それじゃ、行かなきゃ!
と参加している友人に早速電話して
龍郷町自然観察の森まで
100kmの距離をクルマですっ飛ばして参加してきました。

本来は構成メンバーの為のワークショップであったようですが
飛び込み参加を快く受け入れていただきました。

今回は自然教育研究センターの方を講師に招いて
子供の参加者を想定した自然体験プログラムの実習。

例えば
「ツルツル」「クンクン」のような繰り返し言葉から連想する物を
森のなかから拾ってきて見せ合う。

参加者は学校の先生などいい年をした大人ばかりなんだけど、
思わず童心に帰って楽しそうです。
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森の中で見たもの、感じた事を記号、絵などを入れた創作漢字を作って表す

これは、ある参加者の方が書いたもの。
何を表しているように見える?
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他にも
あらかじめ森の中から集められたものと
似たものを探し出して得点を決めるゲームなど、

どれも遊びながら、自分の観察力の無さに気づいたり
へー!という発見があったり。
けっこう目からうろこ体験。

自然って、ただ眺めているだけでは
その魅力や面白さが案外分からない事も多い。
かといって、言葉だけで解説されても退屈だ。
自然の面白さを味わうには、ある種の技法の様なものが必要だと思う。
シーカヤックのガイドももちろんそうなんだけど
僕が以前関わっていた演劇とも、かなり通じるものがある。

このへんの方向。もっと深めてみたいデス。


2006年07月09日

●台風が通り過ぎて行く嘉鉄

台風3号が奄美大島の西の海上を通り過ぎて行きました。
いつもは静かな嘉鉄の海も
ご覧の通り、大荒れ。
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いつの間にか
巨大な流木が打ち上げられています。
何に使おうかな??
っていうか、これ人力じゃ動かせねーか!

2006年07月08日

●奄美シーカヤック・マラソン大会参戦記 その3

シーカヤック・マラソン大会参戦記をぽつぽつ書いているうちに、
もう一週間近く経ってしまいましたが・・。
最終回です。

ハブなどを眺めているうちに
上位陣は次々とスリ浜ポイントに到着。
タグを渡すと次々と去って行く・・

でも我がチーム2番手のS嬢は・・・・
お〜い、まだかぁ・・・
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待ちくたびれた頃
S嬢がようやく到着。
タグを受け取ったtaigaは
今までの遅れを取り戻すべく猛然とダッシュ(自己申告)
もちろん、この辺は写真などを撮っている暇はないので
画像は無しです。

息も絶え絶えになって次の押角(おしかく)ポイントに到着。
待ちかまえていたアンカーのO氏は猛スピードで飛び出して行きました。
写真を撮ろうとしたら、あっ・・もう・あんなに遠くへ。
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この時点で我がチームは順位5位・・・
だめだ、こりゃ・・がっくし・・・

ここ数年、リレーで参加しているtaigaのゴールは
安らぎの押角ポイント。
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ここのエイドステーションが用意してくれる冷やしそうめんが
疲れた身体に、こりゃまた、美味いんだなぁ〜
何杯もおかわりして食べてしまう。
去年はビールがあったよなぁ〜などとつぶやいて
暗に要求!

で、出てきました冷えたビール!
ごちそうさまでした!
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しばらくして、レースを終えたリレー選手を
大会本部に戻すお迎えの船が到着。

そう、こんなふうにおばあちゃんが桟橋の先で
太鼓を叩いて応援してくれるのです。
さようなら、押角のみなさん!
今年もありがとうございました。
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さあ〜て、いよいよ!
taigaがレースより熱く燃え上がる後夜祭です。
まず、表彰式から
今年のシングル艇優勝者は
大正大学カヌー部の斉藤晶文さん(19歳!)
タンデム艇優勝は山口亮・中尾和重 さん
うれしいのは地元古仁屋の山畑さん親子が
ハーフタンデム艇で優勝!です。
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アトラクションでは
いきなりステージにフラダンス軍団が!
結構迫力ありました。
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会場を取り囲むような輪が広がって
奄美伝統の八月踊りがはじまり
選手の皆さんも加わって
いい雰囲気の夏の宵。
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次はライブミュージック
前座は「カサリンチュ」(笠利の人という意味)
ボイス・パーカッションとギターのデュオで良い味出してます。
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そして真打ち登場!
今年奄美よりメジャーデビューした中孝介(あたり こうすけ)
ちょっと振り向くと、会場には人が増えている!
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一台の電子ピアノをバックに
朗々と、切々とバラードを歌い上げる
その歌唱力に会場がしんみりとした雰囲気に・・。

でも、これじゃお祭りは終われない
最後は恒例の奄美の踊り六調!
皆、ステージに上がって大盛り上がりPICT1339.JPG

ビール樽を担いで踊ってる人もいて
もう、訳分からん状態。PICT1348.JPG

いったん、終わったものの
「まだ踊り足りない」という義永町長のリクエストで
また六調再開!
この人、妙に踊りが上手いんだよなぁ〜
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というわけで
シーカヤック・マラソン大会の夜は更けて行くのでした・・・
(完)