« ようやく四万十川に到着。 | メイン | 激寒!四万十川下り、その2 »

2008年11月23日

●激寒!四万十川下り


こんにちは
激寒の四万十川下りで体力を消耗し
ちょっとblogの更新が滞ってしまいましたが
ようやく奄美大島に戻ってまいりました。
やぁーこっちは暖かいですなぁ・・・・
さて、お話は四万十川カヤックツーリングの初日です。

11月20日の朝。
暖房の効かないコテージから外に出ると天気は快晴。
ただ非常に、むちゃくちゃ寒いです。
ぶるぶる・・・・
ちょうど今年初の寒気団が降りてきて
昨夜は山に初雪が降ったらしい。
その山から吹き降ろしてくる北風が
川面を吹き抜けて・・・・寒うぃぃぃぃぃい!

ただその寒さのせいか空気は澄み切って
川面は清冽な風景です。

よし.出発じゃ!
今回持ってきたのはゴムボートタイプのカヤック(ダッキー)
VK-9という、最近ネット通販などで非常に安く売っているカヤックです。
2,8000円でカヤックを売っているというのが、ちょっと信じられないのですが
まあ、基本性能は大丈夫だろうと思って持ってきました。
実はこのカヤックでのツーリングは初めてです。
本当にこれで大丈夫なのか?

今回は江川崎で合流したT嬢が前方搭乗員として参加です。
それにしても荷物が多すぎないか????

これでもずいぶん削ったつもりなんですが、二泊三日分の食料とキャンプ道具で
こんな感じです。

さあ、カヤックツーリングに出発。
川の水も透き通ってきらきら光り、清涼な風景が続く。


山おろしの冷たい北風がぶぉーっと吹いて追い風になってくれる。
川を下ってゆくと約30分ごとに瀬(落差が急な波立っている場所)があって
うぉりゃー!とか、あちゃー!と叫びながら漕ぎ下る。
前方搭乗員のT嬢も「あれーっ!うぁーっ!」と叫ぶ。
下流域なので、大した瀬ではないし、ダッキーなので問題なく下れるのだが
ちょっとしたスリルがあって楽しい。

急流でカヤックが斜めに流されると
taigaは大波を見ては
「そっちに行きたくない!そっち行きたくない!」と叫びながらパドルを振り回すのだが、
T嬢に「そっちに行きたくない!」じゃなくて「右を漕げ!」とか言ってくれない?
と注意される。
はぁ・・・、そうですね確かに。

カヤックは山おろしの冷たい追い風に乗ってぐんぐん進む。
岩間の沈下橋(増水時に水面下に沈んで流失を避ける構造の橋)をくぐると、

芽生(かよう)大橋が見えてきた。

川を2時間も下っていると
かなり体が冷えてくる。
寒いのでなるべく手足を濡らさないようにしていたが
カヤック遊びでそれは無理というもの。
宇和島の100円ショップで買った手袋は一度濡れたら
もう使い物にならない。
手は寒さにかじかんできたし耳も冷たくなって痛い。
防水のソックスもあまり役に立たず
ウエットブーツの濡れた足の先は冷たくてじんじんと痛む。

きれいな河原に上陸してコーヒーを飲んで休憩したり
のんびりと楽しみながら川下りをしようと思っていたのだが、
はっきり言って、それどころじゃーありません。
もう、寒くて寒くて止まっていられない。

北風に追い立てられるように
ただ、もうガシガシと漕いで下るのみ。

先ほどから「寒すぎる、もう限界」とつぶやいていたT嬢の様子がおかしい。
「眠い・・・」と言いだしてパドルを動かす手が止まり。
呼びかけても反応しない。
どっ・・どうした!T搭乗員!

次回に続く。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://amami-kayak.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/265

コメントする