●突然キャンプの翌朝。
突然キャンプの翌日の朝。
雨という予報が外れて爽やかな良い天気である。
朝食にTさんが作ってくれたジャガイモの具だくさんスープをいただく。
身体も心も温まります。
かたじけない。
A君のテントはMSRのハバハバです。
さすがは米国バックパッカー誌のエディターズ・チョイス賞を受賞したテント。
軽くて作りも丁寧で使いやすそう。インナーはオールメッシュなので通気性は抜群。
日本で買うと高価ですが、カナダ旅行の時に安く買ってきたらしい。羨ましいです。
大島海峡の出口、奄美大島の曽津高崎付近に虹が出ている。
向こうは雨が降っているのかな?
さあ、出艇だ。
A君とTさんはここから西回りで加計呂麻島一周を目指す。
僕も途中まで見送りがてら同行することに。
加計呂麻島の西の端にある無人島・江仁屋離が見える。
向かい風がきつくなってきた。
加計呂麻島の一番西にある実久集落の沖合に到着。
ここから南西の外洋側は
強い西風でちょっと荒れてきそうだけど
まあ、大丈夫だと思う。
この辺りで二人とはお別れ。
「無理しないように!」と声をかけ
僕は加計呂麻島・実久へと向かった。
(まだ続きます)