2010年10月27日

●奄美大島豪雨水害のその後。

今回の奄美大島豪雨水害について、全国の皆さんから
ご心配をいただき、本当にありがとうございます。

先日のblog記事に書いたように、私自身はちょっと床下浸水した程度で
被害はほとんどありませんでした。
IMGP1001.JPG
付近の道路も各所に崩れたところが有りますが、今のところ通行は可能です。
IMGP1009.JPG
今回の豪雨では、奄美大島南部・瀬戸内町は比較的に被害も少なく、古仁屋の町もとりあえずは平穏を取り戻しています。
もちろん床上浸水したお宅、土砂の入ったお宅、まだ断水しているところもあるのでまだまだ困っている方はいらっしゃいます。

古仁屋を離れ、宇検村から住用地区へ向かう道路は、
流れ出した土砂の土埃が舞い、災害派遣の自衛隊の大型車両が走り、被災地の様相です。

そして、ようやく復旧作業が進み始めたところなのに、また台風14号の接近です。
台風の予想進路は最悪。奄美大島を直撃するコースで大雨が降ることは避けられない状況です。

豪雨でゆるんだ地盤に大雨が降るとどうなってしまうのか…。

今回の被害が大きく、まだ復旧作業途中の奄美市住用地区、笠利地区、大和村、龍郷町の方々の状況、お気持ちを思うと、正直言葉が出てきません。

被災地には最低限の物資は届いています。
被災地に直接届けられる荷物は、仕分けなどに人手がかかります。
また荷物が届けられる状況であれば救援物資も行き渡りますので、どうか、直接被災地には支援物資等を送られないようにお願い申し上げます。

大変恐縮ですが、
一番役に立つご支援は募金ではないか思います。
各種の団体が奄美豪雨水害支援の募金活動を始めています。
ほんのわずかな金額でも、「塵も積もれば山」となります。
とりまとめ団体の真偽をよくご確認の上、ご協力いただければ本当に嬉しいです。

以下に募金窓口のリンク集を作りました。
ご協力のほどを宜しくお願い致します。

あまみFMディ!の募金口座まとめサイト

鹿児島県奄美市役所のページ

日本赤十字社

Yahoo!のインターネット募金

2010年10月21日

●奄美豪雨水害・こちらは無事です。

一昨日から昨日にかけて降った豪雨で。奄美大島では大きな水害が発生しました。
新聞、テレビ、webなどの報道で知った方からご心配の電話、メールなどを沢山いただきました。
皆さんありがとうございます。
海辺のさんぽ社・タイガ宅は大丈夫ですのでご安心ください。

一昨日から降り続いた雨は、昨日の昼前から滝のような豪雨になりました。
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我が家は水はけの良い海辺の砂地にあるので、水が溜まることはないと安心していたのですが、
午後3時頃に突然道路から大量の雨水が敷地内に流れ込んできました。
IMGP1000.JPG

慌てて入り口に土嚢を積んだのですが、あっという間に床下浸水。
でも15分ぐらいでスーッと水は引いていきました。
あと1時間豪雨が降り続いたら床上浸水してたなぁ…
写真は近所の床下浸水中のお宅です。
IMGP1004.JPG
集落から古仁屋へ向かう道は土砂が流れ出して通行止め。
集落は孤立したまま夜を迎えました。
今朝になって、様子を見に行きましたが、早速復旧作業が始まっていました。
(現在は通行できるようです)
IMGP1008.JPG
古仁屋へは裏側の伊須集落〜阿木名経由で通行できましたので、スーパーで買い物もできました。
これ以上豪雨が降らなければ、我が家は一安心です。

でも、奄美大島の他の地区では今も被害に遭われ避難所暮らしの方、ご家族と連絡の取れない方が沢山おられます。多く報道されている住用地区以外に宇検村や龍郷町でも被害は酷いようで
復旧にはかなり時間がかかりそうです。
これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。