●俺と彼女(ヤギ)の微妙な関係
島に帰ってきたら
「はやく「りんご」ちゃんの顔を見たいでしょ!」
なんて言う人がいる。
だから・・・・・そんなんじゃないんです・・けど。
久しぶりに「りんご」と散歩する。
あれ、お前、少し太ったか??
旅行している間、Sさんご家族に預かってもらっていたのだが
たっぷりと餌をもらっていたらしい。
何だか「貧乏な家の子供が、親戚の家に預けられたら太って帰ってきた」
みたいな雰囲気。
そうか、俺、面倒くさがって、あんまり餌を食べさせに行ってやらないよなぁ・・・・。
久しぶりのヤギのいる風景は心和むものがある。
可愛くもある。
でも、生き物を飼うのは面倒くさいとも思う。
時折、「りんご」は僕の顔をのぞき込むような仕草をする。
僕は顔をそらす。
二人が見つめ合って、そこに何かが生まれてしまうことを恐れるのだ。
俺達、これからどうなるのかなぁ・・・・・・。
そろそろ、潮時かもな・・・・。
別れ話を切り出してみようか・・・・。
コメント
あーなんだかほほえましくて楽しそうでちょいと気恥ずかしくてなんだかいいですね。
「ある種の状況」ってこういうのかしら?
Posted by: ぱち | 2004年11月15日 01:48
ぱち さん
ほほえましくて、ちょっと寂しいオレとヤギ。
そんな寂寥感を感じ取ってもらえたらうれしいです。
たしかにこれは「ある種の状況」ですね。
ヤギにひっぱたかれなくて本当に良かった。
Posted by: taiga | 2004年11月20日 22:38