海辺のさんぽCafe

よくスーパーでパック詰めされて売っている
「天然モズク」ですが
僕の住む嘉鉄集落の前の海には
もやもやもや〜っと自然に生えているわけです。
スバラシイ！

特に今年は豊作のようで
潮が引くとおばちゃん達が腰まで海に浸かって「モズク」を採っています。

うれしいことに近所の重田さんがボール一杯のモズクを採ってきてくれました。
ありがたや〜

以前、海で泳ぎながらその場で「天然モズク」が食べられるなんてシアワセ！
と思い試してみましたが
味覚が海水と同じになってしまい、全く美味くない・・・・失敗。

やはりモズクは陸上で食べましょう！

モズクの食べ方は酢の物にしたり、
奄美では天ぷらにして食べたりするんですが、
僕が好きなのは
だしの中に入れて一煮立ちさせ、刻んだネギと一緒に
ずるずるずる〜とソバのように食する
「モズクそば」です。

でも、こうやってどんぶりをデジカメで接写してたりすると
何だか空しくなりません？

いや、気のせいだよ、きっと・・。

さあ、始まりました新コーナー「今日のいただき物」！
ここでは、日ごろ集落や近所の人から色々といただいている物を感謝を込めて！ご紹介して行きます。
今回は、いつも僕がクルマを止めている空き地の隣の畑を耕しているお爺さんから
「ほら、ばんしろう、あげよう！」と言われていただいた物。
ばんしろうというのは、奄美のグァバですね。
果肉はきれいなピンク色。もわもわ、べたっとした薄甘さ。素朴な味わいです。
奄美の民家にはよく植えられているんですが、美味しい実のなる木と実の美味しくない木があるようです。
僕の借りている家の裏にも「ばんしろう」の木があったのですが、大家さんから「美味しい実がならない木なので切り倒してくれ」と言われ、切り倒してしまいました。
「ばんしろう」の木の葉は乾かすとグァバ茶となります。蕃爽麗茶（ばんそうれいちゃ）ですね。