2008年12月25日

●猛毒!カツオノエボシでした!!

ひうさん、ありがとうございます!
先日の記事にいただいたコメントに
今、気がつきました!
http://amami-kayak.com/blog/2008/12/12.html#comments
写真入りで紹介したクラゲは
猛毒、カツオノエボシだったんですね!
Wikipediaカツオノエボシ


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知らないということは恐ろしいことです。
taigaはもうすこしで手に取るところでした。
危ない、危ない。ちょっと冷や汗です。

これでtaigaがカツオノエボシに刺されて
救急艇を呼んだりしたら、また伝説を作ってしまうところでした。

カツオノエボシの名前は知っていましたが
もっと大きなものだと思っていました。
しかも、夏の海のイメージがあったのですが・・・・

冬場にこんなかたちで流れてくるのですね。
浮き袋は約4cmぐらいでした。
発見場所は加計呂麻島・芝集落のある湾の外洋側の浜
古里海岸です。
浜に幾つか打ち上げられていて、
海面にも幾つか漂っていました。
加計呂麻島の実久集落の浜にも打ち上げられている可能性がありますね。

奄美大島海域の外洋側の浜に行かれる方は要注意です。
青い小さなビニール袋のような物体には
絶対に触らないで下さいね。

●穏やかすぎる12月のキャンプ、その2

日本本土の皆さん。
めりーくりすます。

街中はクリスマスではしゃいじゃったりしてるんでしょうか?
そうでもないのか???

こんな離島のはじっこで暮らしていると
クリスマスがどんな雰囲気なのか分からなくなってきます。

さて、先日のキャンプツアーのお話の続きです。
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初日から海の穏やかなキャンプツアーでしたが、
翌朝起きてみると、このお天気です。
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12月だというのに、快晴、全くの無風、超べた凪、じゃないですか!
いったいどうしたんだろ?と思うほどの上天気。

これなら外洋まで漕がなきゃ損だ!ということで、
予定を変更して無人島・江仁屋離まで漕ぐことにする。

風も波の抵抗も無いので
カヤックは漕いだ力の分だけスイスイと進む。
穏やかな海面のむこうに無人島・江仁屋離が近づいてきた。
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さあ、上陸!
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山道を登って、外洋側の入り江を眺める。
ここからの眺めはいつ見ても美しいなぁ。
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おそらく外国製だと思われるプラスチック人形(仏像?天女?)の頭部が
ガジュマルの木に差し込んでありました。
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日差しに輝く流木や
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浜に打ち上げられて干涸らびた海星。
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無人島の風情。

帰路、べったりとした凪の海を大島海峡の中へと漕いでゆく。
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12月だというのに、斜め上から照りつける日差しは強く
じりじりと日焼けする

風が全く無いので波が立たず、
カヤックの上からでも、こんなにふうに海の中のサンゴが見えちゃいます。
すげー!
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この日は本当によく漕いだなぁ・・往復で20キロぐらいは漕いだかな?
身体を動かすって気持ちいいなぁと感じた1日でした。

でも、この日のキャンプツアーで今年の天気運を全て使い切ってしまったような気がします。
そういえば、明日からまたキャンプツアーなんですが・・・

2008年12月23日

●穏やか過ぎる12月のキャンプ

無事。冬のシーカヤック・キャンプツアーから戻ってまいりました。
ちょっとご報告を。

冬場に特有の北西からの強い季節風も吹かず
初日からとても穏やかな1日。
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今回のゲストはアウトドア好きの男性2名で
順調に加計呂麻島に到着。

太陽の位置が低いので
こんなふうに浜に日陰と日向がくっきりと分かれる。
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横から差す太陽光でガジュマルの木も夏とはちょっと違う表情を見せる。
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こんな謎の物体が幾つか浜に落ちています。
海面に漂っているのも見かける。
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この時期の海辺で良く見かけるものなのですが
プラスチックの袋じゃありません!
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何か、海洋生物、クラゲの一種だと思うのですが?????
以前、調べたような気がするのだが・・・・思い出せん!


加計呂麻島、芝の浜でキャンプ。
夜になっても風は吹かず、思ったほど寒くもない。
焚き火を囲んでホットラムを飲む。
澄んだ空気で星空もすげーな!

焚き火で炊く、恒例のパエリャ。
今回は火力が強すぎてちょっと焦げた。
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2008年12月18日

●冬のキャンプツアー、出発の朝。

え〜っと、
番組(四万十川下り旅行記)の途中ですが、
これから1泊2日のキャンプツアーに行ってきます。

海辺のさんぽ社開業以来、
冬の12月にキャンプツアーのオファーがあったのは初めてです。
しかも、何と!
この後にも、12月26日からも女性2名様のキャンプツアーのご予約が入っています。
今年は一体どうなちゃってるんでしょうか???

ついに国民総キャンプ狂時代に突入なのか??

まあ、本土に比べれば、この島はとても暖かいわけで・・・・
寒がっているのはガイドのtaigaだけですね。

とにかく、今日はお天気も良さそうなので
行ってきまーす!R0011097.JPG


●再開!四万十川下りの旅行記

あの〜・・どうも・・・
お久しぶりで恥ずかしいtaigaです。

このblog、日に何回もアップしたかと思うと
3週間ぱったりと更新が止まってしまう。
いったい何なのでしょうね???

せっかくコメントをいただいてもご返事もできずスイマセヌ!

島に帰ってきてから、やっぱりというか案の定というか
風邪を引いてしまい、これがなかなか治らなくて
気持ちも落ち込んでしまいました。
やれやれ・・・・

さて、このblog上では
「まだ四万十川の旅は終わってない」のですね。
なので、続きをどうぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目覚めると
身体をぐるりと取り囲むように
サラシャワ〜シャワサラサラーっと
水音がしている。

そうだ、
四万十川の中州にテントを張って寝ていたのだ、

ようやく白み始めた夜明けのテントの中で
むっくり起き上がる。
吐く息が白い。寒いぜ!

早速、通気性抜群のテントの中で
ガスに火を点けて、ラーメンを作って朝食。

食後に思い切って、ばっとテントを抜け出す。
おおっ!この風景である。
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左手の上流には高瀬の沈下橋が見え、
右手の下流には川登大橋が見える。
中州を囲んで流れる河の水温は気温より高いのだろう
川面からもわーっと湯気が上がって幻想的である。
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もう中村の街も近いというのに
この風景だから素晴らしい!
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ゆっくりと余韻に浸っていたいのだが
今回は先を急ぐ旅なのである。

どうしても、明後日の日曜日までに奄美大島に帰らなければならない。
その為には、今日の昼頃までには中村の市街に上陸していなければならないのだ。

慌てて荷物を積み込むと、ダッキーに乗り込んで出艇。
川面を大回りして、まず、最初の瀬に突っ込むぞ うぉー!

流れに乗ってゴンゴン漕いで行く。

次第に流れは緩やかになってくる。
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三里の沈下橋を過ぎると
観光船やら、屋形船とすれ違うようになる。
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もう街も近いんだな。

ただ、このあたりからダッキーの悪い面が出て来た。
ダッキーはカヤック型のゴムボートなので
流れの速い瀬を下る時は快調なのだが、
流れの緩いトロ場では途端に足が遅くなって
一向に進まないのである。

必死に漕いでも、人の歩く速さほど。
時刻は既に午前11:30過ぎ。
あーダメだこりゃ・・・・

ここで昨日カヤックツーリングを離脱して
サポート隊と化したT搭乗員からの電話が鳴る。

「今、中村の赤鉄橋の下にいるんだけど
あと、どのくらいで着きそう?」

「いやー、もうぜんぜん進まないから
中村まで行くのは無理だな。
レンタカーを借りて回収に来てくれんかい?」
PB210041
最後の沈下橋、佐田の橋詰めで
このカヤックの旅は時間切れ、終わりである。

何だか呆気なかったなぁ〜・・・
ただただ、寒さに追われ、慌てて下って来た様な気がする。
もっと、のんび〜りした旅をするつもりだったんだけど・・・・

何しろ2人で2泊3日の予定が1人で1泊2日になってしまったので
食料が大量に余っている。

カヤックを畳んで、濡れものを干して。
それからガスの火を点けて余った食材を調理して昼食。

その後の撤収作業も大仕事です。
大量の荷物をレンタカーに積み込み
中村の街のホームセンターまで走ってガムテープを買って段ボール箱をもらい
ヤマト運輸の営業所にレンタカーで乗り付けて
玄関前で荷物を広げて荷造り大会。
レンタカーを返して中村駅に着いたら・・もう午後4時だ。

ここで、一旦チームは解散。
横浜へ戻るT搭乗員は高知へ。
taigaは次の宿泊地、宿毛へと向かうのであった。

(もうちょっと、続けます。)