2008年01月13日

●かてつ門松大賞決定!

こんにちは taigaです。
もうお正月気分なんてとっくに無いんでしょうけど
奄美大島の我がカテツ集落は、まだ門松が建っているお宅と
門松が倒してあるお宅があります。
一体どちらがよいのだろう?

さて、奄美大島での門松はちょっと特徴的で、
松、竹の葉、ゆずりは、を束ねて、家の門の辺りに立てた杭に縛りつけ
根本には浜の白い砂を山の形に盛る、と言うもの。
古来の風雅があってイイ感じです。

さて、松、竹は良いとして
門松に添える「ゆずりは」って何だろう?
ちょっとGoogleってみると

参考にさせていただいたwebサイト

http://www.fukuyama.hiroshima-u.ac.jp/fsm/data/68yuzuriha.html
http://ccpc01.cc.kindai.ac.jp/press/column/tree/12.htm
http://homepage2.nifty.com/~cmo/Ant018.htm
http://www.mitomori.co.jp/hanazukan2/hana2.7.186yuzuri.html
新しい葉が生えそろうと古い葉が枯れ落ちる事から
世代交代を表すおめでたい木と言う事です。
う〜ん・・・
世代交代ということは爺さん、婆さんが死んで行くということだから
容赦の無い、泥臭い自然の摂理ですよね。
それを祝うと言うことかぁ・・・・
アポトーシス(細胞の自死)なんて言葉まで出てきました。

万葉集にも歌われているようだから古代からよく知られていた植物なのだろう。
薬草でもあるので、そのあたりにも深い由来があるのかも知れない。

そんな奄美の門松ですが、
皆さん山で松や竹の葉を切ってきて手作りしているお宅が多いのですが
もちろん、どのお宅にも個性が合って色々です。

taigaが観察したところ
概ね、この3タイプに分けられるようです。
まず、古来のやり方で地面に杭を打って砂を盛る伝統型。
最近の家は門の辺りがコンクリートで固められているので
専用の台に門松を挿すポッド型。
そして、植木鉢に挿している鉢植え型。
です。

じゃじゃじゃ〜ん!お待たせしました。
それでは、ここで今年のカテツ門松大賞を発表したいと思います!

エントリーは静かなお正月に僕がぶらぶら〜っと歩いて撮った
写真の中から。ちょっとしたお遊びなのでお許し下さい。

それでは、一挙にご紹介します。

まず、伝統型から。
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ちなみに、我が家のはこれ。
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最も多いのがこのポット型だと思います。この専用の門松ポッド。どこかで売ってるんかい?
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そして、鉢植え型です。
色々と彩りよく寄せ植えして、個性的なものも多いタイプですね。
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こちらはミカンをあしらっています。
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こちらは嘉鉄小学校(中学校は廃校しています。)
鹿児島本土風ですね。
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おっと!これは道端に実っていたバナナ。
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さーて、いよいよ大賞の発表です!
今回の大賞はこちら!
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太い杭をずどーんと打って、上部にむしゃむしゃっと青い葉を縛りつけた
個性的な作品です。
一体どんな人が立てたのだろう?
かなり気になります。

2008年01月12日

●もう春なのか?奄美

昨日の奄美は暖かかったですね。
1月の最高気温を更新した模様。

うわ!もう春かと思うほど。
暖かい南西の風が吹き寄せて。気温がぐんぐん上がる。
Tシャツ・短パンでも全然OK。
嘉鉄での気温は25度以上かも?
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自分はホント、変温動物なのか?と思う。
まあ、ヘビ・カエルのたぐいだ。
気温が上がると身体が軽くなって動きたくなってくる。
何だかうきうきとして浮かれてくる。
身体が気温に正直過ぎるのです。

こんなに暖かいのなら海に行かなきゃ!と
いそいそと釣りの準備を。
この暖かさに魚達も食欲おう盛で
「入れ食い」なんじゃないのか? などと妄想。

嘉鉄湾を出たところのお気に入りの磯は
波が当たっていて接岸できず。
仕方なく湾の入り口の岩に登って竿を出す。

でもここ・・・釣れそうにないなぁ
糸を垂らしても、全くあたり無し
・・・・・・・・
まったく あたり 無し。
・・・・・・・・
早くも戦意喪失です。

おおっ、見れば夕日が加計呂麻島に沈んで行く。
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夕日のあまりの美しさに竿を放り出してデジカメで撮影
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うーっ、太陽が加計呂麻島に沈んで行くー
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2008年01月09日

●放送と通信の大問題を妄想する

前のラジオ出演の記事で

>こんなラジオこそネットで流して欲しいんだけど著作権の関係でムリのようです。
その法律、なんとかならんのか??

なんて軽く書いたけど。
これってなかなかの大問題なんだろうな。

インターネットに全てのテレビやラジオ番組が流れれば
もちろん利用者は便利になるけど、
ネットは場所や地域に制約されないので「コンテンツを持ってる東京のキー局だけ有ればいい」なんてことになると
地方局は地域情報や独自の番組が作れなくなる。
それとも、そんな地方局は整理されて、全く別のメディアが生まれればよいのか???

情報の流れ方で社会の大きな枠が変わって行く。
いや、そんなことで変わるものなんて大した事ではないのか???

ちょっと興味深い記事を読んだ
「マスメディアとインターネットの対立関係は、どこに向かうのか」

英語圏は日本語圏の10倍の大きさを持つという。
全く同じ魅力のblogを運営してGoogle AdSenseを使って収入を得るとすると、
日本語でのblogの収入は英語圏の10分の1だ。

場所や地域に制約されないインターネットでは一番強いものが一人勝ちの作用が働くので
(例えば、Amazonが一番安ければ全部Amazonで買う)
人々はどんどん英語圏へ吸い寄せられて行く。

そのうち日本語はローカルな民俗文化的な言語になって
ビジネスや大学の講義は全て英語で行われるようになるかも知れない。
東京方言が「標準語」の位置から降ろされ、かえって各土地の方言や島口が栄えるかも知れない。

まあ、その頃にはもう俺は居ないけど。
こんな事を南の島のはじっこで妄想する。


2008年01月06日

●ディ!ウエィヴを聴いてほしい!

皆さんは「あまみエフエム・ディ!ウェィヴ」という
小さなコミュニティFM局をごぞんじでしょうか?
島ンチュの、島ンチュによる、島ンチュのためのラジオを創ろうと言う事で
昨年5月に開局した、産まれたばかりのラジオ局です。
こんな動きがあると島も楽しくなるなぁ・・・
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愛称「ディ!ウェィヴ」の「ディ」は
島の言葉で「さあ!一緒に」って意味かな?

taigaの活動などを話してほしいとのことで
スタジオにお邪魔したのですが、
島では珍しく、スマートな人たちがはつらつとして働いている
すごーくいい雰囲気が漂っいて、taiga思わず興奮!
ちょっとはしゃいで喋って来てしまいました。
写真は奄美市屋仁川通りに面したスタジオでの収録風景です。
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本日(1月6日)夕方の生番組「ゆぶぃニング アワー」のなかの
「夕方フレンド」というコーナーで18:25頃から
放送の予定です。

まあtaigaの話はどうでもいいが、
機会があったらぜひ「あまみエフエム・ディ!ウェィヴ」を聴いてみて下さい。

周波数は77.5MHz
もちろんFM局だから受信エリアは限られていて
奄美市内は80%以上をカバーしているものの
僕の住んでいる島の南部・瀬戸内町ではほとんど聴く事ができない。
こんなラジオこそネットで流して欲しいんだけど著作権の関係でムリのようです。
その法律、なんとかならんのか??

2008年01月05日

●新年・初漕ぎ

さて今年初めてのお客様。
新年・初漕ぎです。

しかし、このお天気。
うす黒い雲が低く垂れ込めて、
「さあ、海に出ようか!」って気分になれない。
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でも、ですね。 風が無い!
風さえ無ければカヤックはOKなんです。

今日のお客様は一人旅の男性が2名にワシの男3人組。
「よーし、野郎ども、加計呂麻島へ行くぜぃ!」
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この寒空の下ですが、しっかり海に入ってシュノーケリング。
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帰りは小雨も降り出し、風も吹いてきて
我慢のカヤック。
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でも、ツアー終了後にはお客様お二人に
「気持ち良かった」「楽しかった」と言っていただけました。

そうです。
男の子はこのくらいの悪天候で「寒い」とか「嫌だ」とか言わないのです。

2008年01月03日

●銀河系の朝焼け

昨夜、午後11時過ぎ頃
外に出ると満天の星空。

街灯の無い暗い浜に降りる。
ゴーッという音とともに
天の河がうねりながら南北に流れている。

いや、そうではない。
音はしないし、流れているわけでも無い。
ただ、そう感じるだけ。

今、瞳は銀河系の外側を見ているのだ。

この星空を写真に収めたいと思うのだが
機材も技術も無いのが悔しい。

翌朝。

明るくなった海に誘われて
浜に出てみる。
朝焼け
でも、この写真が午前7時です。

南島の朝は遅い。

2008年01月02日

●くるくる変わる天気

今晩は
また、お会いしましたね・・・・
taigaです。

ところで皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?

元旦の奄美大島は
強い北風と時折激しく雨の降る荒れた天候。
翌日の天気予報も悪い。

そんな夜に「明日カヤックツアーができないか?」という
お客様からのお電話が。

おそらく悪天候でカヤックを出しても湾内を出られず
納得いただけるサービスができないので、
とお断りさせていただいたのですが・・・・

2日の朝方は激しい雨が降ったものの
10時ごろにはこのお天気!です。
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うー、まいったぜ
これなら楽しくツアーができたのに・・・・

今日、カヤックに乗りたかったお客様
本当にスイマセン!

でも、ですね。もし海が荒れた場合には
大きな事故に繋がる場合があります。
ここは慎重に行かないと。

「迷ったら海には出るな」です。

南島の冬のお天気はホントに変わりやすいのです。

お気を付け下さい。