海辺のさんぽCafe

今も、キーボードを叩いているすぐ隣で
ごりごりごりーっと音がします。

ヤギの「りんご」が家の外壁に身体をこすりつけている音だ。
「もー、うるさいなぁ・・何なんだよお前は？」

以前は家の隣の広い空き地にヤギを繋いで雑草を食べさせていたので
彼女は広い空き地の草を食べることができ、
僕は少し距離を取ってヤギを飼う事ができる、という
程よい関係が続いていたのですが・・・・

その空き地が畑として使われる事になり、
ヤギ「りんご」ちゃんは我が家の敷地に繋がれる事になりました。

でも、これが結構大変です。
エサが少ないと夜明けからメェーメェー鳴いて暴れる、
放しておくと平気でカヤックの上！に乗るし、
あたり構わず糞をするので辺りが獣臭くなる。

まあ、自分が飼っているヤギだから仕方ないんだけど・・・

これは何をしてるかと言うと
水洗いして干してあるカヤック用具の下をうろつき
ライフジャケット（P.F.D)を引きずり落として
頭からかぶっているんです。

困るんだよな〜も〜っ！！

そしていつも、物欲しそうな目つきで
こちらをじとーっと見てきます。

そんな目つきでオレを見るのはやめてくれぇ！

ヤギの「りんご」です。
皆さん、明けましておめでとうございます！
えっ、何を今ごろそんなこと言ってるのかって？
いえいえ、ヤギ暦では今日が元旦なんですよ！！
（・・・チョット無理ガアルヨ・・・）

最近は夜が寒くてあまり眠れないので、
昼間、こんな風に日向にま〜るくなって寝ています。

今日はこんな半寝顔でゴメンナサイ。

そう、昨年末は
私の世話を厭わしく思う飼い主taigaが
食肉用に売り飛ばすのではないか？という予感に
生命の危機を感じていました。

そんな私が生き延びる道はただ一つ。
皆さんに可愛がってもらい
「りんご」ちゃん可愛いね〜と沢山遊びに来ていただければ、
飼い主taigaも、そうそう私には手出しできないと思うんですよ。

そこで
今年も皆さんのご声援を宜しくお願いしますね！
お散歩に連れてってくれるのも、エサの葉っぱを与えてくれるのも
大歓迎です。

わたし生き延びて見せます！
（文責「りんご」）

ところで・・・
ヤギの「りんご」ちゃんも元気です。

先日、近所のTさんに
「あのヤギ・・譲ってくれんかなぁ・・」と
真顔で尋ねられました。

「ヤギ（食べるのが）好きなんですか？」と聞くと

「うん、大好物よー」
「決してあんたの悪いようにはしないから」と言われました。

「悪いようにはしない」と言われても・・・・・
一応ペットなので・・とお断りしたのですが・・。

それでは「りんご」の健在ぶりを動画でご確認下さい。
「なんだ、ヤギが草食べてるだけだろ」なんて言わずに。

最近「りんご」ちゃんの記事が少ないね。
なんて言われます。

もしかして・・・・

いえいえ、大丈夫ですとも。
彼女はなんとかペットとしての地位を保って
毎日ハイビスカスの葉っぱをむしゃむしゃ食べています。

それでは生前の元気な「りんご」の姿をご覧下さい！

※ビデオを見られない環境の方、ごめんなさい

そう、ヤギを飼っています。
名前は「りんご」
近所の小学生の女の子が名付けてくれました。
最近とんとblogに登場してないので
「ついに、食べたのか！」と思われている方もいるかと思いますが
大丈夫。

ほら、こんなに元気に生きてます。

このところ、「りんご」に対する愛情がどんどん冷めて行く自分に気づいていた。
ある日、友人に真顔で「何でヤギ飼ってるの？」と聞かれ、
正直答えられなかった。
もう、ペットとは呼べないかも知れない・・・・・・・・・
でも、食べるために飼っている訳じゃないし・・・

「りんご」は知らない人が近づいて行くと
頭突きで攻撃しようとする
でも、僕に対しては全くそんなことはしない。

近づくと、足のすね毛をかじったりして甘えてくる。
そんな時、ちょっと可愛い。
首筋を撫でると気持ち良さそう。

やはり可愛いのかな・・・？
動物に愛情を持つ事に戸惑いを覚える自分。

「ふびん」だなぁ・・という思いが脳裏をかすめる。

南の島で繰り広げられる
微妙な愛情のゲーム。

「りんご」　！
お前はどう生きたいんだ？

問うても、ただメェ〜メェ〜と鳴くばかり。

ペットと家畜の間（はざま）で揺れる命！

とある冬の日の午後であった。
居間で片づけなどをしていると、
ガラス戸をこんこんと叩く音がする
振り返って見ると・・・・

りっ・・りんご！

何とヤギ「りんご」がコツコツとガラスを叩き、
「早く草を食べに行こうよ」と目で語っているではないか！

コイツ、いつの間にノックして人を呼ぶ事を覚えたんだ！

あああっ、こっちを見てる！

このまま二足歩行を覚え、脳が発達したら・・・・・・・・
いつの日か
玄関の引き戸をがらっと開け
部屋に上がり込んでオレの肩をポンポンと叩き
「おい、早く草食いに行こうぜ！」なんて言い出すんじゃないかと思うと・・・・

夜も眠れません。

とは言っても
もちろん、僕の家にフランスのヤギがやって来たわけではありません。

海辺のさんぽCafe： ヤギ「りんご」の自主避難にコメントをいただいた「ぶる」さんから送っていただいた写真です。
ぶるさん、ご紹介が遅れてゴメンナサイ。

フランスの最北東部のリール市の近くのアズブルクという街の公園にいるヤギさんたちだそうです。

うぁ〜、けっこう大きいヤギなんですね。

う〜む、フランスに多いというアルパイン種なんでしょうか？

でも、毛並みがきれいですね。
特に茶色のヤギ、ちょっと触ってみたいですね。

こんな風にヤギが公園にいたら楽しいですよね。

そういえば、
何で奄美にヤギ公園が無いんだろう？
奄美の民俗文化を伝えるのにヤギは欠かせないのに・・。