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2008年12月18日

●再開!四万十川下りの旅行記

あの〜・・どうも・・・
お久しぶりで恥ずかしいtaigaです。

このblog、日に何回もアップしたかと思うと
3週間ぱったりと更新が止まってしまう。
いったい何なのでしょうね???

せっかくコメントをいただいてもご返事もできずスイマセヌ!

島に帰ってきてから、やっぱりというか案の定というか
風邪を引いてしまい、これがなかなか治らなくて
気持ちも落ち込んでしまいました。
やれやれ・・・・

さて、このblog上では
「まだ四万十川の旅は終わってない」のですね。
なので、続きをどうぞ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目覚めると
身体をぐるりと取り囲むように
サラシャワ〜シャワサラサラーっと
水音がしている。

そうだ、
四万十川の中州にテントを張って寝ていたのだ、

ようやく白み始めた夜明けのテントの中で
むっくり起き上がる。
吐く息が白い。寒いぜ!

早速、通気性抜群のテントの中で
ガスに火を点けて、ラーメンを作って朝食。

食後に思い切って、ばっとテントを抜け出す。
おおっ!この風景である。
R0010999
左手の上流には高瀬の沈下橋が見え、
右手の下流には川登大橋が見える。
中州を囲んで流れる河の水温は気温より高いのだろう
川面からもわーっと湯気が上がって幻想的である。
R0011009
もう中村の街も近いというのに
この風景だから素晴らしい!
R0011007
ゆっくりと余韻に浸っていたいのだが
今回は先を急ぐ旅なのである。

どうしても、明後日の日曜日までに奄美大島に帰らなければならない。
その為には、今日の昼頃までには中村の市街に上陸していなければならないのだ。

慌てて荷物を積み込むと、ダッキーに乗り込んで出艇。
川面を大回りして、まず、最初の瀬に突っ込むぞ うぉー!

流れに乗ってゴンゴン漕いで行く。

次第に流れは緩やかになってくる。
PB210035
PB210036
三里の沈下橋を過ぎると
観光船やら、屋形船とすれ違うようになる。
PB210039
もう街も近いんだな。

ただ、このあたりからダッキーの悪い面が出て来た。
ダッキーはカヤック型のゴムボートなので
流れの速い瀬を下る時は快調なのだが、
流れの緩いトロ場では途端に足が遅くなって
一向に進まないのである。

必死に漕いでも、人の歩く速さほど。
時刻は既に午前11:30過ぎ。
あーダメだこりゃ・・・・

ここで昨日カヤックツーリングを離脱して
サポート隊と化したT搭乗員からの電話が鳴る。

「今、中村の赤鉄橋の下にいるんだけど
あと、どのくらいで着きそう?」

「いやー、もうぜんぜん進まないから
中村まで行くのは無理だな。
レンタカーを借りて回収に来てくれんかい?」
PB210041
最後の沈下橋、佐田の橋詰めで
このカヤックの旅は時間切れ、終わりである。

何だか呆気なかったなぁ〜・・・
ただただ、寒さに追われ、慌てて下って来た様な気がする。
もっと、のんび〜りした旅をするつもりだったんだけど・・・・

何しろ2人で2泊3日の予定が1人で1泊2日になってしまったので
食料が大量に余っている。

カヤックを畳んで、濡れものを干して。
それからガスの火を点けて余った食材を調理して昼食。

その後の撤収作業も大仕事です。
大量の荷物をレンタカーに積み込み
中村の街のホームセンターまで走ってガムテープを買って段ボール箱をもらい
ヤマト運輸の営業所にレンタカーで乗り付けて
玄関前で荷物を広げて荷造り大会。
レンタカーを返して中村駅に着いたら・・もう午後4時だ。

ここで、一旦チームは解散。
横浜へ戻るT搭乗員は高知へ。
taigaは次の宿泊地、宿毛へと向かうのであった。

(もうちょっと、続けます。)

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